【ロンドン市場】イベント控えて調整の動き、やや円高に

4日のロンドン市場は、やや円高の動きが優勢。米中閣僚級通商協議の行方や、あすの米雇用統計の結果などを見極めたい、とのムードが広がっており、市場には調整の動きがみられている。欧州株やNY原油先物は軟調に取引を開始、ドル円クロス円が下押しされている。ドル円は111.34レベルユーロ円125.01レベル、ポンド円146.33レベル、豪ドル円79.15レベルまで本日安値を広げた。ユーロにとっては関係者がイタリア政府が今年の成長見通しを1.0%から0.1%に引き下げる見通し、と報じられたことが売りにつながった面もあった。ユーロドルは1.12台前半で1.1221レベルまで下押しされた。ポンドにとっては昨日の英議会での合意なき離脱を回避する案の可決が明るい話題となったが、肝心の英保守党と労働党の意見のすり合わせはまだ作業中。きょうも双方の交渉チームが鋭意協議中と報じられている。ポンドドルは序盤に1.3191レベルまで買われるも、その後は1.3134レベルまで下落。

ドル円は111円台前半での取引。東京市場から引き続き狭いレンジでの取引が続いている。欧州株が売り先行で取引を開始しており、111.34レベルに安値を広げたが、その後は111.40近辺での揉み合いに落ち着いている。東京市場での高値111.52レベルが狭いレンジながら遠く見える展開。

ユーロドルは1.12台前半での取引。東京市場から引き続き1.12台半ばが重い。ロンドン市場では1.1240台から1.1221レベルまで下落。関係者がイタリア政府が今年の成長見通しを1.0%から0.1%に引き下げる見通し、と報じられたことが売りにつながった面もあった。さらに、独主要経済研究所は2019年独成長見通しを従来の1.9%から0.8%に引き下げた。ユーロ円もじり安。125.30近辺から125.01レベルまで下落した。一方、対ポンドでは序盤に下落も、その後は買い戻しが優勢に。

ポンドドルは1.31台前半での取引。ロンドン朝方に1.3191レベルに高値を伸ばしたが、その後は売りに転じている。足元では安値を1.3134レベルに広げている。ポンド円も147円台をつけられず下押しされている。ロンドン中盤にかけて安値を146.33レベルに広げている。ユーロポンドは0.8518レベルまで下落したあとは、0.8549レベルまで上昇。全般にポンド売り圧力が優勢。昨日の英議会での合意なき離脱を回避する案の可決が明るい話題となったが、肝心の英保守党と労働党の意見のすり合わせはまだ作業中。きょうも双方の交渉チームが鋭意協議中と報じられている。EU側からは、合意なき離脱の可能性が高まっているとの論調がきかれた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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