【ロンドン市場】動意薄、一連のイベントを通過し次を模索

11日のロンドン市場は、動意薄となっている。昨日のECB理事会、米物価統計、FOMC議事録、EU臨時首脳会議など一連の注目イベントを無難に通過したことで、手掛かり難の状況になっている。欧州株は小幅高とリスク動向も安定している。為替市場ではやや円安方向への動きがみられたが、ロンドン市場では狭いレンジにとどまっている。この日発表されたドイツ消費者物価指数・確報値は速報値と同水準となり手掛かりにならず。ECB専門家調査ではインフレ見通しやGDP成長見通しの引き下げが相次いだが、前日のECB理事会ですでに景気見通しへの警戒感が強調された経緯があり、こちらも反応薄だった。EU離脱関連の続報にも乏しく次の材料探しとなっている。

ドル円は111円台前半での取引。前日NY市場終盤から下げ渋りの動きとなっており、ロンドン市場では高値を111.18レベルに広げた。下値は111.05近辺ではサポートされており、小動き。欧州株が序盤に売り先行も、次第に買いが優勢になっており、大半の株価指数がプラスに転じている。一方、原油先物は上昇一服。

ユーロドルは1.12台後半での取引。ロンドン朝方に1.1287レベルまで高値を広げたが、東京安値1.1272レベルからの値幅は15ポイントに狭さ。ユーロ円も朝方に高値を125.45レベルまで広げ、その後は125.30-40レベルでの揉み合いに終始している。この日発表されたドイツ消費者物価指数・確報値は速報値と同水準となり手掛かりにならず。ECB専門家調査ではインフレ見通しやGDP成長見通しの引き下げが相次いだが、前日のECB理事会ですでに景気見通しへの警戒感が強調された経緯があり、こちらも反応薄だった。

ポンドドルは1.30台後半での取引。昨日のEU臨時首脳会議は現地時間深夜におよび、離脱期限を10月31日に延長することで決着をみた。ロンドン早朝にポンドドルは1.3109レベルまで買われたが、その後は1.30台に反落。下押しは1.3059レベルまで。ロンドン昼にかけては1.30台後半での揉み合いになっている。ポンド円は朝方に145.71レベルまで買われたが、すぐに145.11レベルまで反落。その後は145台前半で推移している。方向感に欠けるも、神経質さが残る展開となっている。EU離脱関連での新たな報道はみられていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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