【ロンドン市場】欧州景気回復に疑問でユーロ売りも、総じて小動き

16日のロンドン市場は、ユーロ売りが優勢。欧州株が堅調に取引を開始、米株先物も上げ幅を拡大するなかで、序盤はやや円売りが入った。ユーロ円126円台後半、ユーロドル1.13台乗せと小高く推移した。独ZEW景況感指数は予想を上回り約1年ぶりにプラス圏を回復した。しかし、一部報道で複数のECBメンバーが年後半の成長回復に懐疑的な見方を示していると伝わるとユーロ売りが強まった。ユーロ円は126.20近辺、ユーロドルは1.1280近辺まで下押し。その後は、ECBは一段の利下げを検討していないとの報道でユーロの下げは一服も、朝方の水準には戻しきれていない。その他主要通貨は小動き。ドル円は111.90近辺での揉み合い。ポンドドル1.3080近辺、ポンド円146円台半ば。英賃金上昇はしっかりも、反応薄。豪ドルは東京市場からの安値圏で揉み合い。

ドル円は111円台後半での取引。東京市場からのじり安の動きが継続。序盤に111.85レベルまで安値を広げた。ただ、その後は欧州株や米株先物の上昇もあって下げ一服。取引レンジは狭く動意薄となっている。

ユーロドルは1.13ちょうど近辺での取引。朝方に1.1314レベルまで買われた。独ZEW景況感指数の発表を控えて買いが先行した。同指数は+3.1と予想を上回り約1年ぶりにプラスを回復したが、買い反応は限定的。、一部報道で複数のECBメンバーが年後半の成長回復に懐疑的な見方を示していると伝わるとユーロ売りが強まった。ユーロ円は126.20近辺、ユーロドルは1.1280近辺まで下押し。その後は、ECBは一段の利下げを検討していないとの報道でユーロの下げは一服も、朝方の水準には戻し切れず。欧州株は上昇一服。米企業決算を受けたNY市場待ちに。

ポンドドルは1.30台後半での取引。朝方に安値を1.3073レベルに広げたが、その後は値動きが一服。狭いレンジでの取引が続いている。ポンド円は安値を146.27レベルまで広げたが、その後は下げ渋り。ユーロ売り・ポンド買いのフローが入り下支えとなっている。この日発表された英ILO雇用統計では賃金上昇が前年比+3.5%としっかりとしていた。前回値は小幅に上方修正された。ポンドは全般に小動き。イースター休暇を控えて英議会は休会しており、材料難。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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