【ロンドン市場】ポンド売り主導、メイ首相辞任へ催促相場の面も

22日のロンドン市場は、ポンド売りが再燃している。前日はメイ英首相が新提案を発表するとの報道でポンド買いが広がったが、その後の演説内容を受けて売り戻される乱高下相場だった。メイ首相は従来からの離脱案が議会を通過することを条件に、2回目の国民投票の実施についての採決を行うとしていた。与野党から反対姿勢が示された経緯がある。きょうは各報道機関からメイ英首相不信任に向けた動きが報じられており、ポンドが一段安となっている。ポンドドルは1.2640近辺、ポンド円は139.60近辺へと本日安値を更新。ユーロポンドは0.8830近辺に高値を更新している。きょうは一連の4月英物価指標が発表されているが、コアCPI前年比は+1.8%と英中銀目標を下回っており、市場での利上げ観測は後退している。また、英第2位の鉄鋼メーカー、ブリティッシュ・スチールが破産手続きに入ったとの報道もあった。その他主要通貨は小動き。序盤はややポンド売りに引きずられたが、欧州株の持ち直しとともに下げ一服。ユーロドルは1.11台後半、ユーロ円123円台前半、ドル円110.40近辺での取引となっている。

ドル円は110円台前半での取引。東京市場で軟調だった流れを受けてロンドン序盤に安値を110.36レベルまで広げた。ポンド売りの影響もみられた。しかし、欧州株が持ち直すとユーロ円などクロス円の反発とともに下げ一服となっている。ただ、110.40台での取引に限定されている。このあとのNY市場では米FOMC議事録が発表される。

ユーロドルは1.11台後半での取引。序盤はポンド安とともに1.1149レベルまで下押しされた。しかし、対ポンドでの買い圧力が下支えとなり1.1174レベルまで反発。ユーロ円は123.06レベルまで下落したあとは、欧州株の持ち直しなどで123.50近辺まで買い戻された。東京市場での下げを戻す動きにとどまっている。

ポンドドルは1.26台半ばでの取引。売り圧力が強まり1.27台割れから1.2641レベルまで下落。ポンド円は140円台を割り込んでおり、安値を139.58レベルまで広げた。ユーロポンドは0.88台乗せから0.8830近辺へと上昇。きょうは各報道機関からメイ英首相不信任に向けた動きが報じられており、ポンド安は催促相場の面もあるようだ。また、きょうは一連の4月英物価指標が発表されているが、コアCPI前年比は+1.8%と英中銀目標を下回っており、市場での利上げ観測は後退している。また、英第2位の鉄鋼メーカー、ブリティッシュ・スチールが破産手続きに入ったとの報道もあった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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