【ロンドン市場】円売り一服、欧州株や米株先物が売りに押される場面も

27日のロンドン市場は、円売りが一服している。序盤に堅調だった欧州株や米株先物が売りに押され、一時下げに転じる動きとなっている。米10年債利回りも序盤に上昇したが、中盤にかけて前日比マイナスに転じている。G20を控えて楽観ムードにもやや不透明感が交錯している。一部報道によると中国は米国に対して制裁関税やファーウェイなどへの禁輸措置を撤回することを貿易戦争収束の条件として提示するという。中国側が強硬姿勢を維持するようだと物別れとなる可能性もある。ドル円は108円台乗せから107円台後半へと反落。ユーロ円や豪ドル円も東京市場での上げを戻す動き。そのなかで、ポンドは比較的堅調。次期英首相候補の筆頭であるジョンソン氏が、合意なき離脱の可能性は百万分の一だ、と述べた。また、英紙サンによると、一部の親EU派議員が予算関連法案の修正により、合意なき離脱には下院の同意が必要との制限をつけることを提案しているという。市場では合意なき離脱の可能性がやや後退したとの見方が出ており、ポンド買いにつながったもよう。

ドル円は107円台後半での取引。序盤は米中貿易合意への期待などで欧州株や米株先物が上昇、ドル円は108.16レベルまで買われた。しかし、株高の勢いは続かず一時下げに転じている。米債利回りも前日比マイナス圏に低下。一部報道によると中国は米国に対して制裁関税やファーウェイなどへの禁輸措置を撤回することを貿易戦争収束の条件として提示するという。中国側が強硬姿勢を維持するようだと物別れとなる可能性もある。ドル円は108円台乗せから107.80近辺へと反落。

ユーロドルは1.13台後半での取引。東京市場では米債利回りの上昇とともにドル買いに押された。ロンドン朝方に1.1348レベルまで下落。しかし、ロンドン勢は買い戻しの動きに転じており、1.1382レベルに本日高値を更新した。一方、ユーロ円は軟調。122.89レベルの高値をつけたあとは売りが優勢となり、122.50台まで反落した。ドル円と同様に欧州株などの上値が重くなったことに反応した。このあとにドイツ消費者物価指数速報値が発表される予定。事前に発表された各州ごとの数字は前回から伸びが加速する内容となっていたが、目立った反応はみられていない。

ポンドドルは1.27近辺での取引。朝方に1.2669レベルの安値をつけたあとは振幅しながらも買い優勢の展開となっている。取引中盤には1.2725レベルに高値を伸ばした。ポンド円は朝方に137.34レベルの高値を付けた後は上昇一服。ただ、下押しは137円をやや割り込む水準までと限定的。足元では137円付近での取引。次期英首相候補の筆頭であるジョンソン氏が、合意なき離脱の可能性は百万分の一だ、と述べた。また、英紙サンによると、一部の親EU派議員が予算関連法案の修正により、合意なき離脱には下院の同意が必要との制限をつけることを提案しているという。市場では合意なき離脱の可能性がやや後退したとの見方が出ており、ポンド買いにつながったもよう。ユーロポンドは0.8940付近へと下押しされた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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