【ロンドン市場】週明けもドル安水準での取引、ドル円107円台後半

15日のロンドン市場は、ドル安水準で取引されている。先週末までのドル安圧力が根強く残っている。ユーロドルは1.1284レベルに高値を更新する場面があった。一方、ポンドは対ユーロで売られており、対ドルでも上値が重く1.25台後半から1.2540近辺へと反落。ドル円は東京市場不在のアジア市場で108円台に乗せる場面があった。中国の小売売上高や鉱工業生産が予想を上振れしたことが円売りの動きを誘っていた。しかし、ロンドン市場では一時107.80台と再び108円台割れとなっている。米10年債利回りは2.14%台に一時上昇したが、すぐに2.12%近辺へと押し戻されている。欧州株は不安定な動きで前週末を挟んで上下動。方向性に欠けている。あすパウエルFRB議長がイベントで発言を行う予定と報じられており、様子見ムードもあったようだ。EU議会では、あすフォンデアライエン次期EU委員長の議会承認投票が実施される予定。

ドル円は107円台後半での取引。アジア市場から上に往って来いの動き。107.80レベルを安値に108.11レベルまで買われたあとは、ロンドン市場では107.80台まで再び軟化している。この日発表された中国の小売売上高や鉱工業生産が予想を上振れしたことが円売りの動きを誘ったが、東京午後には値動きは一服。米10年債利回りは東京午後に2.145%近辺に上昇したが、足元では2.11%台前半へと低下している。ドル売り圧力は根強い。ただ、一段のドル安には躊躇もみられている。あすパウエルFRB議長がイベントで発言を行う予定と報じられており、様子見ムードもあったようだ。

ユーロドルは1.12台後半での取引。ロンドン朝方にはドル売りが優勢となる場面があり、ユーロドルは1.1284レベルまで買われたが、アジア市場からの上昇幅は10ポイント程度と値動きは限定的だった。ユーロ円は121.80近辺から一時121.60近辺まで反落。アジア市場からのレンジ内での値動きにとどまっている。欧州株は売りに押される場面があったが、足元ではプラス圏を回復している。独経済省が、貿易摩擦、ブレグジットのプロセス、地政学的緊張などで相当の下振れリスクある、と指摘しており、ユーロ買いの勢いが減じた面もあった。EU議会では、あすフォンデアライエン次期EU委員長の議会承認投票が実施される予定。

ポンドドルは1.25台前半での取引。ロンドン朝方には1.2575近辺まで買われたが、すぐに上値を抑えられた。足元では1.2540近辺に安値を広げている。ポンド円も135.80近辺の高値水準から135.30台へと反落している。対ユーロでもポンド売りが優勢。ポンド関連の特段の材料はみられていないが、7月22日の次期保守党党首決定が迫るなかで、合意なき離脱リスクの好転はみられていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

松木秀明 | minkabu PRESS編集部

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