イエレン議長の講演で米長期金利反落もドル円上昇開始の可能性

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外国為替市場情報|2014/04/01

日足一目均衡表抵抗帯(雲)上限突破

昨日の海外時間には、米長期金利と日経平均先物が上昇したことから円売りが強まる場面もありましたが、イエレン・米FRB議長の発言を受けて米長期金利が急低下し円も買い戻されました。

欧州時間序盤、日経平均先物と米長期金利が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は103.10円台に、ユーロ円は141.90円台まで上昇し、ユーロドルも1.3770付近まで上昇しました。その後発表されたユーロ圏・3月消費者物価指数が予想よりも低いものだったことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3710台まで、ユーロ円は141.50円台まで下落しました。しかし「ウクライナ国境付近のロシア軍が撤退を開始した」と報じられたことなどからユーロは買いが強まって、ユーロドルは1.3800台まで、ユーロ円は142.40円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、米長期金利と日経平均先物が一段高となったことからドル円は103.40円台まで上昇し、ユーロ円は142.60円付近まで上昇しました。その後発表された米・3月シカゴ購買部協会景気指数が予想よりも弱い結果だったことと、イエレン米FRB議長が講演で「経済は異例の支援をしばらくの間必要とする」「量的緩和の縮小は刺激策のコミットメント後退を意味しない」などと述べたことから米長期金利が低下し、各国株価もやや反落したことから円買いが強まって、ドル円は102.90円付近まで、ユーロ円は141.80円付近まで、ユーロドルも1.3770台まで下落しました。

NY時間午後にかけて、米長期金利は低下が続きましたが、NYダウと日経平均先物が反発したことから円が売り戻され、ドル円は103.20円台まで、ユーロ円は142.20円台まで反発しました。

今日の東京時間朝、発表された日銀短観が予想よりも弱い結果だったことから日経平均が下落し、円買いが強まりましたが、その後発表された中国3月製造業PMIが予想よりも強い結果だったことから日経平均が反発し、円も売り戻されました。

今日の海外時間には、独・3月雇用統計、ユーロ圏・3月製造業PMI、英・3月製造業PMI、ユーロ圏・2月失業率、米・3月ISM製造業景況指数、米・2月建設支出の発表が予定されています。

ドル円相場は、昨日の上昇で日足一目均衡表の抵抗帯(雲)の上限を上抜いてきました。また1月10日の高値と3月7日の高値を結んだ下落トレンドラインも上抜いてきましたので、まずは3月高値の103.70円近辺、そこを上抜けできれば105円台が見えてきます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト