各国長期金利一段と低下_8/18

【著者】

日銀の量的質的緩和の効果低下の懸念

金曜日「ウクライナ軍、ウクライナ東部に侵入したロシア部隊の大半を破壊」との報道を受けて、リスク回避の動きで各国長期金利が一段と低下しました。

指標となる米10年債利回りは、一時昨年6月以来となる2.30%付近まで低下しました。ユーロ圏でも10年債利回りの低下が目立ち、独10年債利回りは0.95%台、仏10年債利回りは 1.34%台、スペイン10年債利回りは 2.39%台まで低下し、いずれも史上最低水準を更新しています。

その他、日本国債やカナダ、ニュージーランド、イギリスなどでも軒並み10年債利回りが低下しています。

この動きが今後も続くのかは、地政学的リスクの行方とともに、金曜日に予定されているジャクソンホールのシンポジウムにおけるイエレンFRB議長、ドラギECB総裁の講演内容にも左右されると考えられます。

世界同時低金利化がさらに進み、長期間続く事になると、日銀の量的質的緩和の効果が相対的に低くなる可能性があり、その場合は低ボラティリティの中で緩やかに円高が進む可能性がでてきます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト