予想・見通し

ユーロ/米ドル、“デッド・キャット・バウンス”終了か

【著者】

早速ですが、以下、ユーロ/米ドル・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+パラボリック+DMIをご覧ください。

上図チャートの各メルクマールは、

1) 21日MA(21日移動平均線)が右肩下がりであること
2) 遅行スパンがローソク足の下方にあること
3) ローソク足が赤色の雲(=“売り”の雲)の下方にあること
3) ローソク足の上方にパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)があること
5) DMI(方向性指数)において、+DIと-DIが絡み合うような状態(上図青丸印)となっていること

以上が、それぞれ確認できます。

これら主要メルクマールを総合してみると、足もとのユーロ/米ドルは、上方硬直性を伴う下降トレンド主体の相場展開となっていることが見て取れます。
そんな中、上図チャートでは、ボリンジャーバンド・-2σラインが、下向き方向から横向き方向へと変化しており、このことは「下降トレンドの一服」を示唆しています。(上図黄色矢印)
その一方で、ローソク足が赤色の雲(=“売り”の雲)の下辺である先行1スパン(≒1.1665ドル)に接近しており、傾向的には同スパンが“レジスタンスライン”(=抵抗ライン)となることが多く見受けられます。
7日に付けた下ヒゲローソク足から、短期的な戻り(=反発)の展開となっていますが、これが本格的な反発の兆しなのか、もしくは一時的な戻りである“デッド・キャット・バウンス”なのかの判断基準は、今後のDMIの動向に注目すべきでしょう。
今後仮に-DI>+DIとなり、その乖離が拡大するような状態となった場合は、その判断基準において後者(=“デッド・キャット・バウンス”)と判断することができるため、その場合は早晩、-2σラインである1.1520ドル付近までの下押しフローを考慮すべきでしょう。

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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。