マーケット

いろいろ考えるより、チャートとしっかり向き合う!

【著者】

この時期になると「アノマリー」に関する解説やレポートを目にすることが多くなってきます。一番有名なところでは、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ・・・」という十二支と相場の関係性を示したもの。このアノマリーで行くと、来年はまずまずの年になるはず。戦後5回の酉年相場を振り返ると4勝1敗、酉年の平均上昇率は15.0%となっている(下記資料参照ください)ようです。

一方、「7の年のアノマリー」も目にします。西暦の7が末尾の年の株価のパフォーマンスは良くないというもの。戦後6回の成績は1勝5敗。二つのアノマリーは真逆の結果となっており、どちらのアノマリーが当たるのかは「神のみぞ知る」です。

来年はトランプ大統領始動の年。今回の大統領選挙結果後の値動きのように、一時的に下げとなるものの、その後切り返し、トランプラリー第2幕がスタートすることも考えられます。トランプ政権の中身はいまだはっきりしていないこともあり、蓋を開けてみると、これまでの「期待」が一気に裏切られる可能性も否定できません。

「あ~でもない、こうでもない」、色々考えてみてもしょうがない気がしており、1月20日以降に本格的な取引をスタートするというのも一考ではないでしょうか。

現在のマーケットでやってはいけないこと、それは「決め打ち」。トランプ政権の政策に賭けて過度なポジションを持つなどせず、しっかりとチャートと向き合う(万が一に備えてストップ注文も入れておく)時間帯ではないかと考える次第です。

<資料>十二支の年次騰落率の平均
12average出所:AstraManagerより

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!