ドル円の動きは金利が決める!

相も変わらず株式市場の下落に比し、ドル円はしっかりとした動きになっています。今後のドル円の動きを見る上で、何を見ていけばいいのか、相関係数を調べてみました。期間は10/1~11/21までのものとなります。相関係数とは2つの値の関連性を調べる目安となる値のことで、-1.0~1.0で示されます。1に近いほど、関連性が強く、-1に近いほど、逆の関連性が強いことを意味します。結果は以下の通りです。

<資料>相関係数

出所:Bloomberg

米10年債との相関が高いことが分かります。元来、為替レートは金利との相関が高いと言われているわけですが、まさにその通りの結果と言えます。現在のドル円相場はリスクオン・オフ時にドルと円双方が同方向に動くため、ドル円相場単体での方向感の醸成は困難、レンジ相場に陥りやすくなる典型的なパターンとなっています。

目先、注目されるのは今月末にも開催されると言われる米中首脳会談。例年であれば、「感謝祭アノマリー」に対する期待が高まる時期ですが、今年に限っては、米中首脳会談を終えるまで一旦、その日その日のネタに振り回される展開となりそうです。

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比嘉 洋|マネースクエア シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!