オセアニア通貨に妙味あり?!

専門家泣かせの相場付

最近の書き出しは決まってボラティリティの低下から。2月からのドル円の一日の高低差平均を調べてみたところ47銭程度。しかも、日を追うごとにその高低差が狭まっており、レポート執筆者にとってネタにも困る日々となっています。かつて当欄でお伝えした短い時間軸でのトレードチャンスも減ってきているように思います。経済指標も好悪マチマチ、発表直後こそ反応してもその値動きは長続きしません。米中協議についても既に相当程度楽観的な見方を織り込んでおり、仮に合意に至ったとしてもその際の値動きも限定的になるかもしれません。本格的に動き出すのは、やはり日米の通商協議がスタートしてからとなりそうです。

各通貨ペアの一日の平均高低差は・・・

上段で、ドル円の平均高低差について触れましたが、他の通貨ペアについても調べてみたところ、60銭程度(ユーロ豪ドルNZドルカナダドル ※ポンドについてはブレグジットの不透明感が強いこと、証拠金が高くつくこともあり、考慮せず)でした。現在、米中問題に市場の関心が寄せられていることもあり、中国との結びつきが強いオセアニア通貨に同じ平均高低差でもチャンスがある(値動きが活発になる)のではないかと考える次第です。株式市場の値動きを見ても、かなり強い動きとなっています。ドルインデックスを見ると、ドル買いが進んでいることが分かる一方で、オセアニア通貨は対ドルでもそれほど弱含みの動きになっていません。であれば、対円でのオセアニア通貨で取り組んでも良いのでは?というのが私の見立てです。参考にしていただければ幸いです。

<資料>NZドル/円(日足)

出所:M2J FX Chart

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比嘉 洋|マネースクエア シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!