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20日、注目のトランプ新大統領就任式!その演説内容は?

【著者】

トランプ“DSA”大統領!?

いよいよ明日に迫る、米大統領就任式。現地東部時間20日正午(日本時間21日午前2時)には、トランプ第45代大統領が就任し、就任式当日に早速4~5件の大統領令を発令するとの報道も。

他方、CNNと調査機関ORCによる世論調査によると、20日に就任するトランプ新大統領に対する支持率は40%となっており、政権発足前支持率としては、近年で最低水準とのこと。(支持率では、2009年オバマ大統領:84%、2001年ブッシュ前大統領:61%、1992年クリントン元大統領:67%)

とはいえ、この世論調査については、昨年のEU離脱を問う英国民投票結果もさることながら、先の米大統領選挙時の結果からも分かる通り、“信用ならざるもの”の代名詞ともなっており、裏を返せば、支持率が低ければ低い分だけ、その上昇分の伸び代があると捉えていいのかもしれません。(トランプ氏本人もその旨をtwitterで反論しています。)

ちなみに、20日の就任式スケジュールは以下の通りです。

20日 現地時間11:30  :開会の言葉→ペンス氏の宣誓→副大統領就任
(日本時間21日午前1:30)
    〃  12:00  :トランプ氏の宣誓大統領就任
(日本時間21日午前2:00)

その後、ファンファーレ4回→Hail to the Chief(大統領万歳)演奏→21発の礼砲という形式的な行事を終えた後、注目のトランプ新大統領の就任演説が行われます。
その演説内容について、マーケットでは一部注視する動きが見られますが、さすがの“悪童”トランプ氏も、一世一代の晴れの舞台でネガティブな他国口撃や悪態をつくようなことをするとは考えにくく、先のNYでの記者会見の中でも見せたように、「(自身は)神が造りたもうた大統領の中で最も多くの雇用を生み出す大統領となる。」と、高らかに雇用創出を押し出すであろうというのが一般的な見方。一部では、トランプ新大統領は、「USA(The United States of America)」ではなく、「DSA(The Divided States of America)」、つまり分断国家アメリカの新たな大統領になるだろうとの見方もありますが、おそらくその演説では「Unite(結束)」を強調するものと思われます。

マーケットの一部では、その演説で「減税」「大型インフラ投資」といった政策発言の期待もありますが、具体的な政策については、2月以降(正式には2月6日)の予算教書提出を以て発信されると見た方がよさそうです。

あと、最後に気になるところは、昨年11月の当選以来『トランプ砲』とも呼ばれる自身のtwitterですが、20日正午の大統領就任を境にこのtwitterも私人から公人発信のアカウントとなります。よって、現地時間20日正午以降のつぶやきは“公式発言”となり、公文書として米国立公文書記録管理局(NARA)に保存されることとなります。(オバマ大統領のSNSでのつぶやきも保存済み。大統領公式アカウントはトランプ新大統領に引き継がれます。)
20日正午以降のトランプ新大統領のつぶやきも、そのあたりを意識して変化するのでしょうか。そのあたりも見ものです。

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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。