米ドル/円、当面はレンジワークが継続しそう

【著者】

金融マーケットのメインテーマが、政治/地政学から中央銀行/金融政策に徐々にシフトチェンジする中、テクニカルチャートで勘案する当面の米ドル/円の動きはボックス圏内での推移が想定されます。以下、米ドル/円・日足・スパンモデル®+21日ボリンジャーバンド+DMIをご覧ください。

ドル円日足170623

上記チャートのメルクマール(指標)をそれぞれ確認していくと、

1) 21日MA(21日移動平均線)が横向きであること
2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う形状となっていること
3) 各ボリンジャーバンドが21日MAに対して、パラレル推移となっていること
4) DMI(方向性指数)において、+DIと-DIの2つのラインが収斂状態となっており、またADXが右肩下がりとなっていること(上図赤丸印)

以上のことから、方向性の乏しいレンジ相場主体の動きとなることが想定できます。

当面の米ドル/円の「戦略レンジ」(コアレンジ)となり得るゾーンは、21日ボリンジャーバンド・±2σライン内のゾーンを基準とする109.30-112.00円と想定します。

これからの時間帯において、上記チャートのDMI(方向性指数)が23日時点で確認できるような形状(=+DIと-DIの2つのラインが収斂し、ADXが右肩下がり継続となる状態のこと)が続く場合の「重点レンジ」(コアコアレンジ)は、21日ボリンジャーバンドの21MAから+2σライン内のゾーンを基準とする110.60-112.00円を考慮してもいいのかもしれません。

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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

投資こそ、おもしろおかしくシンプルに 津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。