豪ドル/円、ネックライン突破でもう一段の上値トライも

【注目ポイント】『逆三尊底』の“ネックライン”突破
【見通し】「86.19円」まで上昇する可能性も

チャートパターンで有名な形状の一つである『逆三尊底』(トリプルボトムヘッド・アンド・ショルダーズ・ボトム)。豪ドル/円・日足チャートで、その逆三尊底の重要メルクマールである【ネックライン突破】と見られる動き(上図赤色矢印)が確認できます。

上図チャートにおいて、ネックラインを「N」(=82.44円[9/26]、上図赤色点線)、ヘッドを「H」(=78.69円[9/7]、上図青色点線)、目標値(ターゲット)を「T」とすると、目標値「T」を求める式は以下の通りです。(いずれも暫定カウント)

T=N+(N-H)=82.44+(82.44-78.69)=86.19

 

以上より、逆三尊底における目標値を求める計算式から導き出す豪ドル/円の足もとの目標値「T」は「86.19円」と仮定することができます。あくまでテクニカル分析に基づく目標推論値としてご参考にしていただければ幸いです。

以下、蛇足ながら、10/26の当コラム(「アメリカ中間選挙実施年は『10月末買い、翌年4月末売り』がワークしやすい?」)において、【10月末買い】のポイントとして紹介したのが上図青色矢印部分。(※10/31終値=79.89円、Bid値)

当該アノマリー(『10月末買い、翌年4月末売り』[“ハロウィン効果”])においては、日柄的にもスタートを切ったばかりの段階と言えますが、本稿執筆(11/9)時点では順調な推移が続いていると言えるでしょう。

以上を概括すると、これからの時間における豪ドル/円は、テクニカル分析とともにアノマリー分析においても注目すべきタイミングと捉えることができることから、もう一段の上値トライを想定すべきでしょう。

 

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津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。