英ポンド/円、上下不規則な相場地合いが続きそう

【注目ポイント】BB・-1σライン(≒144.40円)サポート成否
【見通し】「144.40円」割れなら、「142.70円」付近までの下押しも

ブレグジット協定案を巡る英国メイ政権内の混乱もあり、ここもとの英ポンド/円相場は上下慌ただしい値動きを見せています。

上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足より下方にあるものの、絡み合う形状となっていること、3) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方にあること、4) BB・±2σラインが21日MAに対してパラレルに推移していること、そして、5) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっている(上図青色点線丸印)ことから、16日時点の英ポンド/円は、レンジ相場を形成する中での下押しの時間帯であることが視認できます。

喫緊の注目ポイントは、ローソク足がBB・-1σライン(≒144.40円、上図青色三角印)でサポートされるか否か

BB・-1σラインでサポートされた場合は、当面の英ポンド/円は、BB・±1σラインの間である144.40~147.90円をコアレンジとするレンジワーク主体の相場展開となりそうです。

一方で、BB・-1σラインを終値レベルで下回った場合は、BB・-2σラインを基準とする142.70円付近(上図黄色矢印)までの下押しを考慮すべきでしょう。

いずれにしても、英ポンド/円は、ブレグジット交渉に伴う英国の政局波乱の影響を受けやすい地合いとなっており、今後も上下不規則な相場展開となることが想定されるため、さらなる注意が必要でしょう。

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津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。