豪ドル/円、「80.00円」を目指す展開か

【注目ポイント1】遅行スパンの動向
【注目ポイント2】BB・±2σラインの動向
【注目ポイント3】フィボナッチ・61.8%ラインの上抜け成否確認
【見通し】「79.24円」超えなら、「80.00円」トライの相場展開となりそう

ここもと、足もとしっかりの相場展開が続く豪ドル/円

上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足を上抜けブレーク(=好転、上図黄色矢印)していること、3) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の下方で点灯していること、そして、4) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっている(上図赤色点線丸印)ことから、豪ドル/円・日足チャートでは、緩やかな上昇トレンドを示すチャート形状となっています。

上図チャートの着目ポイントは3つ。まず1つ目は、上記2)で述べた「遅行スパンの好転」。当該シグナルは、「上昇トレンドの起点」と捉えることができるため、これからの時間にかけて緩やかな上昇トレンドが継続する相場展開となりそうです。

2つ目は、「BB(ボリンジャーバンド)・±2σラインの動向」。1日時点では、両ラインが21日MAに向かって収縮する“スクイーズ”の動きとなっていることから、現状は相場の力を溜め込む時間帯であると言えそうです。これからの時間にかけて両ラインが21日MAに対して拡張する“エクスパンション”が示現した場合は、「相場の力の拡散/発散」→「トレンドの支援/追い風」(=この場合は、上昇トレンドに対する追い風)を示すメルクマールとなりそうです。

そして3つ目は、「フィボナッチ・61.8%ラインの上抜け成否確認」。足もとでは、昨年12/3の高値H(83.83円)と今年1/3のフラッシュクラッシュ時の安値L(70.50円)を結んだフィボナッチ・61.8%ライン(≒78.74円、上図青色点線)を上抜けブレークしていることが視認できます。(上図黄色四角印)

これからの時間にかけて、ローソク足が“スクイーズ”により右肩下がりとなっているBB・+2σライン(≒79.24円)を終値レベルで上抜けブレークした場合は、より明確な<フィボナッチ・61.8%ライン超え>と捉えることができることもあり、今後上昇モメンタムが強まりそうです。

その場合は、昨年12月後半に付けた80.00円台を目指す相場展開となりそうです。

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津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。