英ポンド/円、下降モメンタムが強まるポイントは?

【注目ポイント1】BB・±2σラインの動向
【注目ポイント2】遅行スパンの動向
【注目ポイント3】ローソク足のBB・-2σラインサポート成否
【見通し】「140.80円」割れなら、下降モメンタムが強まる可能性も

ここもと、上値の重い相場状況が続いている英ポンド/円

上図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が横向きであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う状態であること、3) パラボリック・SAR(スポット・アンド・リバース)がローソク足の上方にあること、4) ローソク足が青色の雲(=サポート帯)の中に入り込んでいること、そして、5) DMI(方向性指数)で-DI>+DIとなっていること(上図青色点線丸印)から、上下圧力が拮抗したレンジ相場主体の相場展開であることが確認できます。

そんな中、BB(ボリンジャーバンド)・±2σラインが21日MAに向かって収縮する、いわゆる“スクイーズ”の状態となっていることから、現在の英ポンド/円は「相場の力を溜め込んでいる状態」と捉えることができます。

これからの時間において、注目すべきメルクマールやポイントは以下の3つと言えるでしょう。

a) BB・±2σラインが21日MAに対して拡張する“エクスパンション”となるか否か。

b) 遅行スパンがローソク足を下抜けブレークする“逆転”となるか否か。

c) ローソク足がBB・-2σライン(≒140.80円、Bid基準、上図黄色矢印)を終値ベースで下抜けブレークするか否か。

上記a)の出現を主条件として、副次的にb)ないしはc)が視認できた場合は、英ポンド/円の下降モメンタムが強まる可能性も。

その場合は、青色の雲の下辺である先行2スパンを基準とする「138.50円」付近までの下押しフローを想定すべきでしょう。

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津田 隆光|マネースクエア チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。テクニカル分析をベースとしたレポートやセミナーとともに、動画コンテンツ M2TV「マーケットViewチャンネル」(木曜日担当)に出演中。 その他ではラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクエア」でコメンテーターを務める。