主要通貨ペアの推移(2015/9/8)

USDJPY

ドル円は先週は上値の重い動きとなったものの、今週は119円台をしっかりとキープする動きとなっています。ただし、上値の重さがまだ残っていることや、米国が祝日であったことも考えると単なる調整と捉えることもできます。

本日は中国の貿易統計にまずは注目が集まり、結果次第では市場全体のリスク地合いに大きな影響を与えると考えられ、ドル円にもインパクトが大きいと考えられます。本日は先週末からのレジスタンスである119.6付近、雇用統計後のサポートとなっている118.80付近のどちらに抜けてくるかでまずは方向感を探っていきたいところです。

ドル円

EURUSD

昨日のユーロドルは1.11台中盤で上下に触れながらジリジリと値を上げる動きとなり、ドラギ総裁会見後の下落分をの半分以上を埋める動きとなっています。本日は雇用統計後の高値である1.119、そして大台の1.12を突破できるかどうかにまずは注目が集まります。

1.12を上抜けた辺りにはストップ買いが溜まっている可能性があるため、欧州時間などに接近した際は狙われるかもしれないため注意が必要です。サポート候補はドラギ総裁会見後のサポートとなっている1.109付近で割り込むと売りが加速する可能性もあるため注意が必要です。

ユーロドル

EURJPY

ユーロ円ダブルトップのネックラインとなる133円をしっかりと割り込む動きとなった後は反発に転じる動きとなっています。昨日は米国が祝日ということもあり、閑散とするなかで、ジリジリと上値を試す動きが続きました。現状ではまだ調整の域と考えられますが、騙しに終わると反対側への動きが大きくなる可能性もあるため、注意が必要です。

レジスタンス候補はECB理事会後の戻り高値となっている133.7付近や、このままジリジリ上昇が続いた際に4時間足チャートなどで引いた下降トレンドラインに接近すると推測される節目の134.00付近と考えられます。

ユーロ円

GBPUSD

下落基調の強まっていたポンドドルは大きく反発し1.53に迫る動きとなりました。1.533付近は7月8日、8月28日とサポートとなっている重要なラインであるため、このラインをしっかりと上抜けることができるかどうかに注目が集まります。このラインを超えることができずに、再度下値を探る動きとなるようであれば、引き続き軟調な地合いが続くと考えられます。

ポンドドル

AUDUSD

豪ドルは0.69付近で下げ止まる動きとなっていますが上値の重さは残っている状態で0.69台で上下動を繰り返しています。そのため、まずは、前週末からのレンジである0.690.695付近をどちらに抜けてくるかで方向感を探りたいところです。

また、本日は発表時刻は定まっていませんが中国の貿易収支の発表が予定されています。当局は改善を示唆しているため、その通り良好な結果となると発表後に急反発となる可能性もあるため注意が必要です。

豪ドル

OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト