先行指標で見る3月雇用統計

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外国為替市場情報|2014/04/04

期待が高まる米国雇用統計

消費税が上がり、満開に咲いた桜も昨晩の雨で散ってしまい、良い天気だと思っていた本日は突然雨が降ってきて、なかなか良い雰囲気になりませんね。

しかし、マーケットは好調で日経平均は15,000円をキープし、先物は15,100円に乗せています。

今夜の雇用統計に向けての期待が高まっている証拠といえそうですね。

さて、今回も「先行指標」から米国の雇用統計がどのような数字が出るか見ていきたいと思います。

2014年3月の米国雇用統計の予想値は以下のとおりです。

非農業部門雇用者数:20.0万人 前回値:17.5万人
      失業率:  6.6% 前回値:6.7 %

前回はやはり寒波の影響で12月、1月が悪かったとばかりはしゃぎ出しましたが、今回は先行指標も良いことから良くて当たりまえという空気が漂っています。

市場関係者の中には、「105円まで上昇する!」という強い予想も見受けられます。

それでは、具体的に経済指標の数値を見ていきましょう。

雇用統計の先行指標としては、以下のものがあります。

新規失業保険申請件数
ISM製造業景況指数
ISM非製造業景況指数
ADP民間雇用者数

では、順番にいきましょう!

新規失業保険申請件数
重要視される3月第1週と、第2週の結果は以下のとおり
・第1週 32.3万件
・第2週 31.5万件

1月平均(33.85万件)よりも週平均1万人以上好転しています。
この数字を見ると、20万人という結果が期待できそうにありません。

ISM製造業景況指数
2月:53.2
3月:53.7

順調に改善されています。
とはいえ、まだ7月~12月の水準には届いていません。

ISM非製造業景況指数
2月:51.6
3月:53.1↑

こちらは大幅上昇となっています。
中身の「新規受注」も前月の51.3から53.4と大幅に上昇し、「雇用指数」は前月の47.5から53.6と大幅に上昇しています。
期待の持てる内容ですね!

ADP民間雇用者数」
2月:13.9万人
3月:19.1万人

こちらも大幅上昇となっています。
前月から5.2万人も上方するという驚きの結果となっています。

しかしながら、前回はADPが悪かったにも関わらず、雇用統計の結果がまずまずとなり、やはり整合性が疑問視されることとなりましたので、信用度合いは一番低くしておきましょう。

 - 結論 -

上記を見てお分かりのとおり、3月の米国雇用統計は先行指標を見てみるとかなり期待できる内容となっています。

少なくとも、前回結果である17.5万人は上回ることはもちろん、
20万人が視野に入っているというのがコンセンサスのようです。

逆にいえば、20万人は既に予想されていた数字であり、織り込み済み。
ここから上昇するためには、24、5万人といった強い数字が必要となりそうです。
もし、15万人といった弱い数字が出た場合の方が反応しやすく、良い結果を見越して買っている投資家の損切が起こることから、下落幅の方が大きくなりそうです。
その場合は103円台前半、場合によっては103円割れ(31日に底堅かった102.70-80円)付近が下値の目途となりそうです。

過去5年をさかのぼると、4月の雇用統計では5回中3回上昇し、1度は暴落し、1度はいってこいとなっています。
4月の雇用統計は毎年良いという意見がチラホラ見受けられますので、ご参考までにどうぞ。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」