ドル円は押し目買いから。ユーロドル・クロス円は戻り売りで

【著者】

11月6日の概況

お早うございます。なんだか寒いのかと思って5時に散歩に行くときに長袖の上着2枚着て、玄関ドアを開けたら、あれ? そんなに寒くない・・・。天気が悪い分、明け方の放射冷却が無かったんですね。

さあて、相場のほうですが・・・、金曜日の米雇用統計はありゃ~!何じゃ、 この数字と
ビビリんげ。

想定された185千人がいきなり271千人では驚くのも無理はない。平均時給も予想+0.2%に対し+0.4%と倍満!これは・・・・どう考えて も12月金利上げるよね。160~180千人でも(予想より少なくても)金利正常化に向けて金利上げるとイメージしていたし、同じ数字185千人だったら そのままドル買いだろうと考えていました。それが271千人!利上げ当確数字が出て、むしろこれで12月に上がらなかったらおかしいとまで思っ ちゃいます。
利上げしない理由が無い!

これに対してドイツ連銀のワイトマン総裁「FRBが利上げ再開してもECBが現行の金融政策を変更することはない」 と 発言し、ファンダメンタルズの差を容認!ユーロドルが明確な方向性を示しています。利上げ期待が遠のいたポンドも対ドルで下落。ドル円は上昇ですが、他通貨ドルの下落スピード・幅が速く・大きいと予想されるため、クロス円はどうしても上値が重たくなる傾向が強いと考えています。

勿論ユーロドルだって、一気に1.0705安値が切れたら1.05割れというのではなく、これだけ市場参加者の方向感が一致しているのでポジショ ンも溜りやすく、簡単にショートに傾きやすいです。ショートカバーも出やすくなるので、持ちっぱなしでは無く、突っ込んだところは半分利食いしつつ、戻りを売り直してコスト改善を図っていく方針がベストだと思います。
今日のドル円も押し目は買う(123.05近辺、122.90-85近辺)方針ですが、123.50手前ではやはり利食いしたい。クロス円が大きく下げたりすれば、今度はブルに傾いたドル円も買いにくくなるはずです。市場ポジションの傾きを注意しながら見て、ドル円はどこから買うか、ユーロドルはどこから売るかを考えたいと思っています。
今週もよろしくお願い申し上げます。

11月9日 短期売買方針

<ドル円 買い>
ドル円は123.080、122.920で買いから。122.700にストップを置きながら、123.380、123.450で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 122.900(123.080)–(123.400)123.450 
作成時 123.325-328 9:50AM

<ユーロドル 売り>
ユーロドルは1.07550、1.07650で売りから。ストップは1.07900に置きながら1.06850、1.06700で買い戻しを図る回転をイメージ。
レンジ 1.06700(1.06850)–(1.07550)1.07650 
作成時 1.07371-376 10:22AM

<ユーロ円 売り>
ユーロ円は132.680、132.850で売りから。引きつけて売り先行。ストップは133.050に置きながら、131.950、131.700で買い戻しを図る方針。
レンジ (131.700)131.850–(132.600)132.850 
作成時 132.442-448 10:32AM

<ポンド 売り>
ポンド円は186.450、186.550で売りから。ストップは186.900に置きながら、185.250、185.100で買い戻しをイメージする回転を考えます。
レンジ 185.100(185.250)–(186.450)186.550 
作成時 185.951-964 11:19AM

対ドルは1.51050、1.51150で売りから。ストップは1.51400に置きながら、1.50100、1.50050で利食いする回転をイメージ。
レンジ 1.50000(1.50100)–(1.51050)1.51150 
作成時 1.50628-639 11:01AM

<豪ドル 売り>
豪ドル円は87.350、87.450で売りから。ストップは87.600に置きながら、86.600、86.500で買い戻しをかけるような回転をイメージしました。
レンジ 86.500(86.600)–(87.350)87.450 
作成時 86.920-928 11:20AM

対ドルは0.70750、0.70850で売りから。ストップは0.71000に置きながら、0.70050、0.69950で買い戻しを図るような回転をイメージしました。
レンジ 0.69950(0.70050)–(0.70750)0.70850 
作成時 0.70465-476 11:04AM

<ニュージードル 売り>
ニュージー円は81.200、81.300で売りから参入する方針。ストップは81.600に置きながら、80.450、80.300で買い戻しを図る方針。
レンジ 80.300(80.450)–(81.200)81.300 
作成時 80.783-797 11:21AM

対ドルは0.65730、0.65850で売りから参入する。ストップは0.66150に置きながら、0.65050、0.64900で買い戻しを図る回転をイメージ。
レンジ 0.64900(0.65050)–(0.65730)0.65850 
作成時 0.65406-423 11:06AM

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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

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慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役