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今年最大級のドル買いの意味

【著者】

ドル円が10月24日ぶりに121円台に終値で乗せてきており、日本郵政グループの好調な新規上場を受けてリスクオンが加速。
日経平均の上昇とともにクロス円が買われ、ドル円も東京時間に121.37円まで上値を伸ばしました。

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先週、短期勢は今年最大級にドル買いを進めたようで、実需筋からも相当なドル買いが持ち込まれたといわれています。

つまりは、FOMCが関係していると思えますから、12月に利上げするかどうかはともかく、タカ派の文言となったことにより、ニュートラルだったポジションはドル買いに傾いてきたようです。

これにより、米国の経済指標が良いものが出てくるとの思惑が出たことは言うまでもありません。

しかし、今年最大級に買ったというのであれば、感覚的に122円を突破してもおかしくないのですよね。買っても買っても逆に売った方が良いようにも思えますが、彼らは金曜日の米国雇用統計までは持ち続けるでしょう。

そして、雇用統計で良い数字が出てくれば、金曜日の後場から月曜日の東京市場にかけて利食いが出ることが考えられます。

よって、短期的にはドル円は雇用統計前まで押し目買い狙いでいきたいところ。

ユーロドルを見てみると、下落した後3日ほど調整して、下落。そしてまた3日ほど調整というサイクルとなっています。となると、本日ユーロドルの安値更新も期待でき、ドル買いのタイミングとしては良い日柄となります。

まずは、121円前半で打診買いをしながら、ADPISM非製造業景況指数で下げがあればきっちり拾っていき、8月末以来となる121.50円の突破を狙いたいところ。

オプションも大きいものはないようですから、121.50-60円を突破すれば122円は早いのではないでしょうか。

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トルコリラ、スワップ取引(11月2日)

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」