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イースター休暇で動意薄

【著者】

昨日からの流れ昨日からの流れ

昨日は米国時間に発表された米国耐久財受注が市場予想を下回ったことでドル売りが強まる場面も見られましたが、市場はある程度は想定済みであったこともあり、短期的なものとなりました。

市場全体はイースター休暇を控え、各通貨方向感の薄い推移となるなか、ハト派的な内容となったFOMCとは対照的にメンバーからのタカ派コメントが続いたことを引きずってか、ドルが比較的堅調な推移となっています。
また、原油価格は引き続き伸び悩む動きが続いており、資源国通貨も伸び悩む状態となっています。

主要通貨ペアの推移(2016/3/25)

USDJPY

ドル円は昨日同様、欧州時間序盤に下値を探る動きとなりましたが、米国時間に入ると持ち直す動きとなり、方向感の薄い推移が続いています。
日足チャートを見ると堅調地合いを維持しているようにも見え、短期的にはレジスタンスとなっている113円を上抜ける動きとなると、もう一段上昇しそうな動きとなっています。

ただし、本日から欧米を中心としてイースター休暇に入るため、値動きが鈍くなることが想定されるため、注意が必要です。

ドル円

EURUSD

ユーロドルもイースター休暇を控え、方向感の薄い推移が続きました。
先週末から続く下落に一服感が出始めていますが、イースターを控えていることもあり、まだ安心はできないと考えられます。

本日からイースター休暇ということで、特に欧州時間以降は流動性が低下し、閑散とした状態となる反面で何かあると値動きが荒くなる不安定な状況であるため、お取引の際は注意が必要です。

ユーロドル

EURJPY

ユーロ円は昨日は上昇となりました。日足チャートを見ると引き続き方向感の薄い状態が続いています。本日はイースターということもあり、引き続き鈍い動きとなることが想定されますが、流動性が薄いため、何かあると大きく動く可能性があるため、注意が必要です。

ユーロ円

GBPUSD

上値の重い推移となっていたポンドは小売売上が市場予想ほど悪化していなかったことなどから、欧州時間以降は底堅い動きとなり、1.42に迫るところまで上昇する動きとなっています。今月に入り、1.405付近で2回サポートされており、この水準を割り込む動きとなると下落に勢いがつきそうな形となっているため、接近した際には注意が必要です。

ポンドドル

AUDUSD

豪ドルはアジア時間に上値の重い推移となったものの、欧州時間以降は反発に転じ、0.75台をなんとか回復する動きとなっています。0.754付近がレジスタンスして踏ん張っているため、この水準を突破できればもう一段の上昇余地が生まれる反面で大きな流れは引き続き下方向と考えられ、再び0.75を割り込む動きとなると、下落が勢い付きそうな気配もしています。

豪ドル

昨日からの流れ

昨日は米国時間に発表された米国耐久財受注が市場予想を下回ったことでドル売りが強まる場面も見られましたが、市場はある程度は想定済みであったこともあり、短期的なものとなりました。

市場全体はイースター休暇を控え、各通貨方向感の薄い推移となるなか、ハト派的な内容となったFOMCとは対照的にメンバーからのタカ派コメントが続いたことを引きずってか、ドルが比較的堅調な推移となっています。
また、原油価格は引き続き伸び悩む動きが続いており、資源国通貨も伸び悩む状態となっています。

本日の注目材料

本日は欧州時間に米国のGDPの改定値の発表が予定されています。改定値から大きく乖離しなければインパクトは限定的なものとなることが想定されますが、サプライズとなる可能性も有り得るため、注意が必要です。

また、本日から欧州を中心にイースター休暇に突入するため、欧州時間以降は特に流動性の薄い相場となり、値動きが荒くなることが想定されるため、注意が必要です。

本日の予定

シドニー・ウェリントン・シンガポール・香港・ロンドン・パリ・フランクフルト・NY・トロント市場休場(グッドフライデー)

08:30 日2月全国消費者物価指数
08:50 日対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)
12:45 日2年国債入札(2兆3000億円)
16:45 仏1012月期GDP(確報値)
16:45 仏3月消費者信頼感指数
21:30 米1012月期GDP(確報値)
21:30 米1012月期個人消費(確報値)
21:30 米1012月期GDPデフレーター(確報値)

OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト