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注目の200日移動平均線!下値サポートか、はたまた下抜けトリガーか?

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外国為替マーケット情報|2014/05/22

ドル円は、「200日移動平均線鉄板説」が証明された結果に?

21日に行われた黒田日銀総裁会見では、事前予想通り然したるサプライズもなく、既定路線に沿う形で日本経済の先行きについて楽観的な見通しを述べるにとどまりました。追加緩和バズーカほどではなく、それを示唆する程度のクラッカー発射発言に淡い期待感を抱いていた投機筋の失望もあり、ドル円は一時101円台を割り込み、年初来安値水準に迫る100.82円レベルまで下落。
ただし、ここでの注目ポイントは、今年2月に付けた100.75円レベルを割り込むような追撃売りが見られなかったこと。昨年10~11月にも注目されたドル円・日足チャートの200日移動平均線ですが、昨日の動きを見てみると、奇しくも「200日移動平均線鉄板説」が証明されたような結果に。21日海外時間のFOMC議事録要旨で、FRBの量的緩和縮小の継続示唆もドル円のサポート要因となった中、当面のドル円相場は200日移動平均線を強く意識する展開となりそうです。

ドル円のみならず、ユーロドルも目が離せない200日移動平均線

22日時点でのドル円・日足チャートの200日移動平均線は、101.20円レベル。
前述した、「ドル円・200日移動平均線鉄板説」に耳目が集まる中、ユーロドルも同じく日足チャート・200日移動平均線を意識する形となっています。5年に一度行われる欧州議会選挙が22日から25日にかけて行われること、さらには25日にウクライナ大統領選挙が予定されていることもあり、目先は下押し基調が継続すると想定されるユーロドル。来月5日に行われる注目のECB理事会に向けてこの200日移動平均線がサポートとなるのか、はたまた下抜けのトリガーとなるのか・・・?
ちなみに、22日時点のユーロドルの200日移動平均線は、1.3630ドルレベル。
ドル円のみならず、ユーロドルにおいても当面は200日移動平均線から目の離せない日々が続きそうです。

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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。