予想・見通し

アベノミクス相場開始以来の200日移動平均線割れ

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FXマーケット情報|2014/06/30

25日水曜日にドル円の下落色が濃くなって以降、日々ジリジリと直近安値を更新しており、27日金曜日に終値で200日移動平均線を割り込んできました。

アベノミクス相場が始まって以降、約1年半ぶりのできごとになります。
一般的に200日移動平均線を割り込むと長期のトレンドは終了とされているようですが、実際の統計はハッキリしておりません。

そこで、既に200日移動平均線を割れている日経平均を見てみましょう。

日経平均225

2012年11月19日に200日移動平均線を上抜けて以降、2014年2月3日まで約1年3ヶ月の間推移しており、日経平均は5,000円以上の値幅となっておりました。
しかしながら、200日移動平均線を最初に割れた日の終値で日経平均を売り込むとどうなったでしょう。

その日以降日経平均は下がることなく1,200円ほど上昇し、次に安値を更新するのは2ヶ月以降後の4月11日となっています。

もちろん、200日移動平均線は一目均衡表と同じく多くの投資家が注目しており、その近辺では取引量が増加することが考えられます。
しかしながら、日経平均の例を見ても分かるように、割り込めば売ればいいというものでもありません。

年初来安値の100.70円を意識しているという声が多いことから、今週は金曜日以降戻りの無い101.50円からジリジリと下げ続ける展開が予想されます。
特に今月は雇用統計とECBが同時に発表されるということもあり、その前後で仕掛け的な売買が入り年初来安値を目指す展開となる可能性が十分ありそうです。

しかしながら、年初から100円割れの水準は長期マネーとみられる買いがしつこく湧いきていることもあり、例え年初来安値を更新したとしても、一気に100円割れということはないのではないでしょうか。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」