必見の7年周期サイクル説!「歴史は繰り返す」=9月相場は要警戒?

百戦錬磨のツワモノが警鐘を鳴らす「9月利上げ」。実施の場合はエリオット波動「C波」到来も?

先週、世界のマーケットに動揺を与えた『8・24フラッシュクラッシュ』
8月は歴史的出来事が起こりやすい」とのアノマリーが見事的中する形となりましたが、我々が真に括目すべきアノマリーこそ・・・7年周期サイクル説

かつて、ラガルドIMF専務理事もこの数字についてコメントをしたことでも有名で、ユダヤ歴における7年ごとのシュミータ(安息年)になぞる向きも。ただし、今回はあくまで一般論としてその7年周期サイクルを見てみると、以下の通りとなります。

1973年:スミソニアン体制崩壊→先進各国、変動為替相場へ移行
1980年:S&L(貯蓄貸付組合)危機
1987年:ブラックマンデー
1994年:メキシコ通貨危機
2001年:9・11事件とその後の株価暴落、ITバブル崩壊
2008年:リーマンショック
2015年:    

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの格言とともに、「歴史は繰り返す」という古代ローマの言葉を信じるならば、今年のこれからの相場展開には大いに警戒すべき
そんな中、ここ最近の相場における“当たり屋”として脚光を浴びている“旧債券王”ジャナス・キャピタルのビル・グロス氏曰く、「現時点で(利上げを)実施すれば金融不安を自ら招く恐れがある」との見解を改めて示し、「現在の環境ではキャッシュが最善の選択」とも。

世界最大のヘッジファンド、ブリッジ・ウォーター・アソシエイツ創業者のレイ・ダリオ氏もかつて「現在は1937年頃と同じ状況で(米国は)利上げを急ぐべきではない」との警鐘を鳴らしているとともに、前々から「長期停滞論」を唱えているローレンス・サマーズ氏も「(利上げは)重大な過ち」との指摘も。

“当たり屋につけ”とは相場の格言ですが、サマーズ氏は別として百戦錬磨の相場師とも言えるグロス氏やダリオ氏が言うことには非常に説得力があると言わざるを得ません。
これらの指摘は間違いなくFOMC構成メンバーのみならず、イエレンFRB議長やフィッシャーFRB副議長の耳に届いているはずで、言うなれば9月利上げ回避に向けて外堀が埋められているような形。

個人的にも、この乱気流相場が続く環境でわざわざ利上げを急ぐ必然性はないとの立場ですが、喫緊は先述した「7年周期サイクル説」に身構えること、さらに仮に9月利上げが実施された場合、エリオット波動理論の「下げ3波」のうちの「C波」に警戒することが何よりも重要と考えます。

現在の相場環境で必要な条件は、ビル・グロス氏が指摘している通りキャッシュを厚くすることが最善の選択と捉え、キャッシュポジション(現金持ち高)の向上こそが、まさかの坂で転げ落ちないための条件と考えますがいかがでしょうか?

エリオット波動論

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津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。