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米株指数先物グループ

【著者】

dowデータ:ジェネシス社 米株指数先物グループ

どうしてもメディアはダウの終値を中心に米株市場の動向を伝えてしまうが、大統領選挙後、ダウ先は上昇しているが、ナスダック先は新高値を更新していない。
それどころ、かなり弱気に推移している。

E-mini S&P500先物もどうにか高値圏にとどまっているだけで、それほど、強い買いは入ってきていない。このような状況は長く続かないこともあって、来週は選挙戦後の調整売りが入ってくるだろう。

依然、VIX連動高ETFの取引量が高推移のままで、かなりヘッジオペレーションが進んでいるため、株価指数先物の下げは限定的になる。

気になるのは、米国債市場の動向だろう。インフレ上昇懸念となってきているため、次回の金利引き上げは米株市場にとってプラスに働くとは言えない。低金利政策の期間が長く続いたこともあって、本来の米国債と米株の逆相関が薄れていた。

しかし今後は、米国債市場が米株市場を先導していく可能性が高くなってきている。

金利差という意味では、ドル高・円安にシフトしやすい状況になってきている。

みんなの米国株
成田博之 | SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者

成田 博之

ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業 シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとしてオーストラリアに移住 ヘッジファンドの運用にも携わり、帰国後はFX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者