FOMC後の乱高下、落ち着きどころを探す展開が続いている

今週・今後の注目点

☆ 期待していた「忍耐強くなれる」という文言が市場予想の通り外れたがドル高へは向かわずにドル円は下落基調に。長期金利の低下もドル売り要因。どこまで調整売りが入るのか?
 
☆ ギリシャの支払いは4月に資金が枯渇することがはっきりしてきたが、緊縮財政を含む経済改革の詳細を出せないと追加支援は出ない。なかなかユーロロングにしにくい。

☆ 英国では以前は金利据え置きは反対者がいたのだが、インフレの鎮静化とともに利上げ通貨との位置付がどんどんと後退している感は否めない。金利に関しては、利上げに明確に舵を切ったのは米国のみで このファンダメンタルズの差がドル買いに表れている。

 

小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役