NISA拡大の報道で日経平均上昇、ドル円102円台を回復

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外国為替マーケット情報|2014/06/02

日経平均は15000円目前まで上昇

金曜日の海外時間に、日経新聞が政府がNISAを拡大する方針と報じたことから、週明けの日経平均が上昇したことを受けて、ドル円は102円台を回復しました。

欧州時間、特段の材料もない中各国株価が堅調に推移したことからやや円売りが強まって、ドル円は101.70円台まで、ユーロ円は138.40円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された経済指標は強弱まちまちでしたが、米長期金利が上昇し、NYダウが下げ幅を縮める中、ドル円は101.80円台まで、ユーロドルは1.3650付近まで、ユーロ円は138.80円台まで上昇しました。

NY時間午後には、株価が堅調な取引を続け、NYダウは前日終値を上回る水準まで上昇し、ユーロドルは1.3630付近まで反落しました。

週明けの東京時間には、金曜日NY時間に日経新聞が「政府は今年1月から始まった個人向けの投資優遇策である少額投資非課税制度(NISA)を拡充する方針だ」との記事を好感して日経平均が大幅高となっていることから円売りが強まってドル円は102円台を回復しています。

今日の海外時間にはユーロ圏・5月製造業PMI、英・5月製造業PMI、独・5月消費者物価指数、米・5月ISM製造業景況指数、米・4月建設支出の発表と、エバンズ・米シカゴ連銀総裁、メルシュ・ECB専務理事の講演がが予定されています。

米長期金利は先週水曜日に一旦底を打って反発しています。しかしながら依然として米債売りのポジションが残っているとみられることから、しばらくは再び米長期金利が低下して円買いが強まる可能性があります。
今日発表される独・5月消費者物価指数は前回を下回ると予想されていますが、予想以上に低下すると追加緩和期待がさらに強まることからユーロ売りにつながると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト