注目PickUp

米国利上げはできなくなるのか!?

【著者】

先日の米国雇用統計は予想外の悪化でした。

雇用者数+16.8万人予想に対して、+3.8万人はかなり悪いです。

さらにおまけつきで4月の16.2万人増が12.3万人増に下方修正。そしてなぜか今頃3月の結果も20.8万人増が18.6万人増にと、訂正が相次ぎました。

英国がEU離脱してしまうかもしれないというリスクが再浮上し、それが原因により米国も利上げできない、さらに雇用統計悪化で、先週だけで相場の雰囲気がいっぺんに変わってしまいました。

リスクオン相場でこのまま利上げに向かうと思われていたのですが、一気に形勢逆転です。

英国がEUから離脱する・しないの問題はさておき、この雇用統計では利上げはかなり難しくなったでしょう。

少なくとも今月はなさそうです。

6月6日イエレン議長の講演が設定されたのは仕組まれていたのか!?

ところで、先月の5月中旬ごろに、イエレン議長が6月6日に講演を行うことが決まりました。なかなか近々な話でした。

それが今晩の25時半からです。

僕はこのころ、その次の週のFOMCに向けた利上げに関する内容をまとめて市場に刷り込みにいくのだろうとある程度予測を立てました。よって、先月後半は多めに米ドルを買い始めておりました。

そしてつい先日のイエレン議長のハーバード大学の講演も利上げ発言があり、今後数か月以内に利上げがあるという言い回しで市場にメッセージを送ったのかと思っており、これはバッチリだな!っと思っておりました。

しかし、それが見事に打ち砕かれたのが金曜日でした。

これは僕の完全なる憶測ですが、もしかしら、この6月6日の講演の設定は、すでに3月、4月の雇用統計の下方修正結果も知った上で、準備され5月の雇用の結果も当時からイマイチ良くなりそうにない、との情報を掴んだ上での市場を落ち着かせるために設けられたスピーチなのかもしれません。

でないと、わざわざ雇用統計の翌営業日に講演なんてしません。

なので今回の講演内容は、おそらくタカ派。雇用統計の結果を受けても米国経済は悪くないのだ、という前提で、市場を落ち着かせるような話で進むかもしれません。

市場の信頼を回復させるために。

ただ、この状況で利上げの話をすれば、講演直後は米ドルは買われるかもしれませんが、やがて逆に反応するかもしれません。

この状況での無茶な利上げだということで判断されれば、大きなリスクオフ相場を招きかねないのではないでしょうか。

おそらく株価に配慮した言葉を選んで来ると思います。

逆にハト派的な発言をしてしまったら、おそらく株価は下落するのではないかと考えております。

以前、利上げ発言で株価がじり高になりました。米国経済は強固なものであり、信頼という意味で市場は評価して株価がジリ上げとなったのだと思います。

よって、個人的にはドル円は売り持ちしたまま今晩を迎えようと考えているのですが、ポジションは少額に減らす予定です。

どちらかというと、ダウや日経平均などの株価指数を売りにして待機しようと考えております。

現在はタカ派、ハト派どちらの発言をしても最終的にはドル円は下落するのではないかとみております。

・株、FXの新サイト。兼業トレーダーでも1から稼ぐ術を公開!
FXマウンテンブログ

ひろぴー

ひろぴー

一般サラリーマンとして働く傍ら、ライフスタイルに合わせた必要最小限の時間で資産を増やすことについて日夜研究考察を進め、トレード大会で優勝したり、メディア出演も多数あり、その実力は本物。 有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法を得意とし、ファンダメンタルズもテクニカルも直感も全て磨きをかけているFXマン