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NYダウ17000回復もドル円は動きなし

【著者】

昨晩NYダウが17000ドルを回復しました。
8月20日~24日のたった3日間で最大1975ドルの下落となったNYダウですが、ほぼ下落幅を埋めたことになります。

ダウ

一方日経平均はというと、VWショックのあおりを受けながらも、17000円前半では強い買いが入り先日25日移動平均線を奪還。
ようやく下げ止まりの兆候がみられたというところです。

日経平均

ドル円はというと、先日も書いた通りに材料が出ない限り動きづらい相場となっており、120円を挟んで動きのない展開となっております。
特に今週は、120円と119円台に大きなオプションがありより動きが出づらいこととなりました。昨日の値幅は50銭となっていますが、もう少しボラティリティが無くなるところまでいくのではないかとみています。

ドル円

機関投資家がリスクを取ることをに慎重になっているようで、安値売り高値買いをする大口投資家が激減。
その為、直近では119円~120.60円を抜けてくるとそういった投資家が一気にポジションを取ってくるかもしれませんが、それなりの材料待ちというところでしょう。

それなりの材料とは、やはり日銀かFOMCの動向。

日程としては以下となりますが、やはり中国の指標も気にしておきたいところです。

10月14日 中国消費者物価指数(CPI)
10月20日 中国鉱工業生産、小売売上高
10月22日 HSBC製造業PMI(速報値)
10月29日 FOMC
10月30日 日銀金融政策決定会合

経済指標待ちとなってしまいますが、ボリンジャーバンドは過去1年で最大の収縮幅となっており、それは2014年7月と同じ幅です。

ドル円ボリンジャーバンド

その後ドル円がレンジブレイクし、1ヶ月で7円の上昇となりました。
この間、個人投資家の多くは逆張りで攻め続け、大きなチャンスを逃してしまったようです。5月末にドル円が新高値を取ってきた際も、同様でした。

参考:ミセスワタナベ、驚異の6000億円のドル売り!
   ドル円の年初来高値更新を受け、ドル売りをした個人投資家のポジションは?

動きが小さくなった後にレンジブレイクした後は必ず大きく動くとは限りません。しかしながら、ポジションが一気に傾き、損切りを巻き込みながら急騰急落となる場合は多いことも事実です。

このレンジをブレイクした際には、上記のようにまだポジションを持っていない機関投資家も参入してくると考えられますし、利上げが行われてからドル買いを持つという声も多いようです。

そういったことを考えると、このレンジブレイクが行われた際には大きな値動きとなりそうです。

目先は大きな動きはなさそうですので、TPPの合意を背景に乳価が上昇したことから大きく動いているニュージーランドドルを狙ってみるのも良さそうですね!

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」