【NY市場】一時112円台回復

 ドル円が一時112円台を回復するなど、ドル高円安の動きが広がった。
ロンドン市場朝に発表された中国の輸出拡大や与信拡大の動きが世界的なリスク選好の動きにつながった。
特に与信拡大は、2月の春節後の与信の鈍化を受けて中国の景気減速懸念につながっていただけに、今回の予想を大きく超える回復(3月2.86兆元、予想1.85兆元、2月0.7億元)を受けて、中国の景気回復期待が広がった形。

 欧州株、米国株時間外などの上昇、債券利回りの上昇(債券価格の低下)などのリスク選好の動きに、ドル円はNY朝に112円手前を付ける動き。いったん上値を抑えられると、朝一買いが強まった米株にも調整が入ったこともあり、少し調整ムードとなったが、午後に入って再びの株高利回り上昇ドル高円安という流れに、ドル円は112円09銭を付ける動きが見られた。
 引けにかけては少し調整も、高値圏での推移に。

 ユーロは対ドル、対円でともに基本的はしっかり。リスク選好での円安が先に入り、ユーロ円の上昇に、ユーロドルも1.1320台まで上値を試す展開に。NY午後のドル円の上昇は円安ではなくドル高が主導したこともあり、ユーロドルは少し調整が入って1.13割れを付ける動きに。
 
 ポンドもほぼ同じ動き。海外市場はドルと円の相場に。ロンドン市場からのリスク選好での円売りにポンド円が大きく買われ、ポンドドルも1..3130台まで。その後NY市場午後はドル買いが優勢となり、1.3070台までという流れに。ポンド円はロンドン市場で146円ちょうど近辺から147円台まで上昇。その後は調整で146円40銭近辺まで。

minkabuPRESS編集部山岡
 

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中