マーケット

一足早く5月に備える

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/04/16

動かざること山の如し

最近のドル円の動きを見ていると、狭いレンジでの揉みあいが続いています。101円台前半では個人投資家・輸入筋の買い、102円近辺では利食いの売りが持ち込まれており、次の材料を模索している状況です。101.20、102.20円のどちらかをブレーク(NY終値ベース)するまでは大きく動きそうにありません。

5月で連想することは!?

マーケットに携わっていた人に「5月のイメージは?」と聞くと、多くの方が「良い思い出がない」との回答。日本ではGW期間中で機関投資家不在。だからというわけではないでしょうが、ボラティリティが高くなり、しかも日本の個人投資家が嫌がる方向へと向かう傾向があります。

昨年、アベノミクスで右肩上がりの上昇に歯止めが掛かったのも5月22日のバーナンキ議長発言。フラッシュ・クラッシュが生じたのは2010年の5月6日でした(わずか10分の間にダウが9%の大幅下落。その原因として、高速取引を行うシステムをはじめ、複合要因が原因とされています)。奇しくも、米国では超高速取引が問題となっています。もちろん、今年もその通りになるとは言えませんが、相場の基本はリスクマネージメントです。資金を厚めにしておく、ポジションを軽くしておくなど“備えあれば、憂いなし!”です。

<資料>2010年4/1~6/30のダウの推移
NYdow
出所:Bloomberg

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!