マーケット

FOMC直後の心構え。慌てる○○貰いが少ないとならないように

【著者】

とあるマーケット関係者と話していたところ、「今年に入って火曜日の日経平均は下げてばっかり」とのこと。気になったので調べてみたところ、7勝4敗(下げていた場合を勝・上げていた場合を敗)でした。勝率で見るとそのイメージは“勘違い”とも言えそうですが、よくよくローソク足を見てみると、上げていた場合、その上昇幅は小さく、総じて下げの値幅が大きいことが確認できました。それ故、火曜日は「下げてばっかり」とのイメージに繋がったものと思われます。

さて先週のECBからスタートした中央銀行政策決定会合、いよいよオオトリのFOMC結果が明日午前3時に発表されます。市場のコンセンサスは据え置き。となると、注目はイエレン議長の会見でハト派の内容が示されるのか、タカ派の内容が示されるのかですが、こればかりは発表されるまで分かりません。個人的には「今後の経済指標次第」と玉虫色の内容になるかと(コアレンジ112~115円継続と考えています)思いますが、市場は特定のワードを捉え「タカ派」「ハト派」と反応するかもしれません。

昨日の日銀政策会合前にも変な動き(発表前に114円台に乗せた場面が瞬間的に見られました)があり、これはシステム売買による仕掛け的な動きであったと思われます。その後の値動きについては皆さんご存知の通り。
このようなノイズに惑わされても仕方がありませんので、結果を見極めてから市場に参入しても決して出遅れることはないと思います。市場が落ち着いた頃を見計らいチャートを眺め、「トレンド」が発生しているのか、それともレンジの範囲での値動きとなっているのかを確認することが大事であると考えています。

<資料>ドル/円(日足)の推移
ドル円

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!