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日銀まではレンジ相場

【著者】

今年に入ってから日経平均株価は11日中、上昇が2日しかない悲惨な相場となっています。あわや黒田バズーカ発射前に逆戻りかというほど日経平均とドル円もクリティカルなポイントを下攻めしていましたが、ようやく下落の一因となった中国の人民元安も落ち着いてきました。本日発表された中国のGDPも6.9%と市場予想通りに着地したことから、一時的に値を戻すこととなっています。

株価の大幅な下落により、1月29日の日銀でも追加緩和が今度こそ期待できるという思惑からの買戻しもそれなりに出てきたのではないでしょうか。
これまで、問答無用で売り込まれるような相場が続いていましたが、ここ2日間は断続的に買いが入っており、下値を切り上げる動きとなっています。

欧州時間午前中に118.02円まで上昇しましたが、まだドル円は高値でホバリング中。にわか売りが膨らんでいるように徐々に上昇スピードが落ちてきていますが、米国市場では再び118円をトライし、一度短期ポジションを一掃するような跳ね上がりをみせるのではとみています。

ドル円1時間足

しかし、この上昇はあくまでも一時的なものであり、休日明けのNY株が上げても明日の日本株はせっせと利益確定の売りに押されることになるでしょう。

となると、先週の高値である118.30-40円を突破するのは困難。118円では利益確定をしておきたいという投資家心理が広がると考えられることから、NYの終値は117円割れになると考えます。

今夜中に118円台で売りポジションも持つことができれば、明日の日本株の下落とともに利益確定を行いたいところです。

日銀までは横ばい相場が続くと予想されるので、サクサクと取引を行った方が良さそうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」