RBNZの利下げは今回見送り?!

【著者】

このところNZドルの値動きが荒っぽくなっています。先週の金曜日、米雇用統計後は急伸、対円では83円台を突破しましたが、週明けには81円台へ。まさにジェットコースター相場。恐らくこの背景には明日10日に開催される政策決定会合の思惑が交錯しているのではないかと見ています。現在、市場のコンセンサスは0.25%の利下げとなっているようですが、内訳を見ると、利下げ、据え置きはほぼ拮抗。

個人的には「据え置き」を予想。これまでお伝えしている通り住宅価格の上昇が続いていること、さらには今週発表された製造業活動量が急速に回復していることが確認されており、この場面での利下げは不要ではないかと言うことです。乳製品価格にしても、プラスに転じていたこともあり、仮に追加利下げを判断するなら来年1月20日に発表される消費者物価指数の結果を確認してからでも遅くはない(1月28日に政策会合)と考えているからです。イングリッシュNZ財務相は「今後数年間の成長率見通しは2.0~2.5%」と発言。この数値は決して悪いものではありません。

市場の見方が拮抗しているということは、明日「据え置き」となれば、NZドル買いに傾く可能性が高いということになります。

<資料>NZ製造業活動量の推移
NZ製造業活動量出所:Bloomberg

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

常に個人投資家の皆さんとともに! 比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!