中央銀行次第で相場は荒れる?!

【著者】

スイス中銀、ECBの結果を受け、相場が大きく動くのを見るにつけ、中央銀行の一挙手一投足から目が離せない状況が続いています。明日早朝には先進国で唯一利上げに踏み切るのではないかと言われているFRBの結果が発表されます。今のところ「年央にも利上げするのでは?」と見られていますが、このところ発表されている米企業の決算は軒並み市場予想を下回っています。ドル高による海外での収益低下がその背景にあると思われます。ルー財務長官は「ドル高は米国のプラス」と発言をしておりましたが、市場の一部からはFRBによる利上げは後ズレとの声も聞かれます。

明日は朝から忙しい?!

利上げ繋がりで言えば、明日NZでも政策会合が開催されます。これまでNZの次の一手は「利上げ」と見られていましたが、今月発表された消費者物価指数は中銀目標の下限を下回り、利上げを示唆する文言が削除されるのではとの観測も広がってきています。一方で、キーNZ首相は「オークランドの住宅価格上昇を懸念」と発言。この発言からは低金利が住宅バブルの背景にあると読め、中銀と政府とで思惑が交錯している感も。

2月もボラティリティの大きな相場継続か

そして、昨日飛び込んできたのが、トルコ中銀総裁の「2/24に替わり、2/4の政策会合も可能」との発言。今月の利下げ発表直後からエルドアン大統領が利下げ幅に不満を表明。原油価格の大幅な下落を受け、インフレ率低下→政策金利低下ということもあり得ないことではないですが、直近のトルコ消費者物価コア指数は8.73%。まだまだ中銀が定める5%から大きくかい離しているように思うのですが・・・。2/3に発表される消費者物価指数には注目です。

言葉は悪いですが、中央銀行は「何でもアリ」
まだまだボラティリティの大きな値動きが続きそうですので、レバレッジを抑える、資金を厚めにしておくなどの対応が重要となりそうです。

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マネースクウェア・ジャパン 市場調査部 チーフアナリスト|津田隆光様ご寄稿記事
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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

常に個人投資家の皆さんとともに! 比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!