予想・見通し

米株式市場過去最高値をつける中、ドル円は小動き

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外国為替マーケット情報|2014/07/02

ドル全般は弱含み

昨日の海外時間には、NYダウ、S&P500が史上高値を更新し、米長期金利もやや上昇しましたが、ドル円は非常に狭いレンジ内の取引きに終始しました。

欧州時間序盤、発表された英・6月製造業PMIが予想よりも強い結果だったことからポンド買いが強まりました。一方、米長期金利がやや上昇したことから円売りが強まって、ドル円は101.50円台まで、ユーロ円は139.10円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、欧州株が冴えない動きとなったことからドル円は101.40円台まで、ユーロ円は138.80円台まで、ユーロドルも1.3680台まで反落しました。その後発表された米・6月ISM製造業景況指数が予想よりも弱い結果だったことからドル売りが強まる場面がありましたが、すぐに買い戻されました。

NY時間午後にかけて、NYダウは過去最高値を更新する動きとなって、ややドル買いが強まりユーロドルは1.3670台まで、ユーロ円も138.80円台まで下落しましたが、ドル円は101.50円台を中心とした狭いレンジ取引が続きました。

東京時間にはいって、日経平均が上昇したことから円売りがやや強まっています。

今日の海外時間には、英・6月建設業PMI、ユーロ圏・5月生産者物価指数、米・6月ADP民間雇用者数、米・5月製造業受注の発表と、ファンロンパイ・EU大統領、イエレン・米FRB議長の講演が予定されています。

ドル円はやや戻していますが、ドルは対主要通貨全般に対しては弱含んでいます。ポンドドルは2008年10月以来、豪ドルドルは2013年11月以来の高値に上昇する中、ドル円も買戻しが一巡したあとドル全般の動きに追随して下落するのでしょうか。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト