予想・見通し

米長期金利一段と低下したが|5/16

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/05/16

今晩はどうなる?

昨日の海外時間に、米長期金利は前日に続いて大きく低下し、昨年10月末以来の2.50%割れとなりました。

たびたびご紹介していますように、ドル円相場は米長期金利動向に強く影響されています。基本的には米長期金利が上昇すればドル円も上昇し、低下すればドル円も下落する、という関係です。

米長期金利は、年初に3.05%まで上昇したあと反落して、2月初めに2.56%まで低下したあとは、2.58%台から2.80%台近辺を往ったり来たりという展開が続いていました。それが一昨日、ウクライナ情勢に対する懸念が高まる中、欧州や英国の金利が低下したこともあって年初からのレンジを下抜けし、昨日も大きく低下しました。

今日は金曜日ですから、今週の動きだけを見れば、急速に低下した長期金利がポジション調整で反発すると考えられますが、長い目で見ると、今回の金利の急低下自体が金利上昇に掛けていたポジションの調整と考えられ、そう考えれば今日も低下が続く可能性があります。

現在のドル円相場は、米長期金利の水準に比べて、下落幅が限定的なものになっていますので、米長期金利があまり変化しなくても101円割れを試してもおかしくありません。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト