一旦はリスク回避が後退したが

【著者】

ポジション調整の域をでない?

昨日の海外誌時間には、各国株価と原油相場が反発し、一旦リスク回避の動きが後退し、米長期金利も上昇に転じて、円売りが優勢となりました。

原油相場は昨日のエントリーでご紹介したサポート・ラインが45.37ドルにあったのですが、安値が46.83ドルとその手前で反転した形です。と言っても昨年高値から60ドル以上下落してあと1.5ドルでしたので、もしここから反発するようなら、サポート・ラインで反転した、と言ってもおかしくない水準です。

もう一つのリスク回避の材料であるユーロ圏の動きですが、ギリシャ債の利回り上昇が続いているほか、昨日はこれまで低下していたイタリア債などの利回りもやや反発していることから、欧州に対する懸念は引き続き弱まってはいない、と考えられます。

原油相場や、イタリア債の動きは自律反転と見ることもできますが、明日に米雇用統計発表を控えているというタイミングを考えると、ポジション調整の範囲を超える動きではないと思っています。

<本記事ご協力>
FXプライム byGMO
チーフストラテジスト 高野やすのり様
■メッセージ等はこちら
>>高野やすのり様プロフィールページ

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト