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米長期金利低下も中期金利上昇でドル円102円台 7/30

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外国為替マーケット情報|2014/07/30

ザクセン州・7月消費者物価指数発表は16時

昨日の海外時間には、米中期金利の上昇などからドル買いが強まりました。

欧州時間序盤、ドル円は一旦102円台をつけましたが、米長期金利が低下したことなどから101.80円台まで反落しました。ユーロドルでも米長期金利の低下を受けやや買戻しが強まって1.3440台まで上昇しましたが、米金利の低下が一段落すると1.3430付近まで反落しました。

NY時間序盤、米中期金利(2年債利回り)と日経平均先物が上昇する中、全般的にややドル買いが優勢となって、ドル円は102.10円台まで上昇し、ユーロドルは1.3410台まで下落しました。その後米長期金利が一段と低下する中円の買戻しが強まると、ドル円は101.90円台まで反落し、ユーロ円は136.70円台まで下落しました。しかし発表された米・7月CB消費者信頼感指数が予想よりも強い結果だったこともあって米長期金利が反発し、ドル円は102.10円台まで、ユーロ円は137.00円付近まで上昇し、ユーロドルは1.3400台まで下落幅を拡大しました。

NY時間午後は、特段の材料もない中各通貨ペアとも小動きとなりました。

今日の海外時間には、米・FOMCが開催され、100億ドルの緩和縮小(テーパリング)が決定されると見られています。また独・州別/全国7月消費者物価指数、ユーロ圏・7月業況判断指数、米・7月ADP民間雇用者数、米・第2四半期GDP、米・第2四半期個人消費、米・第2四半期GDP価格指数、米・第2四半期コアPCEの発表が予定されています。

今日発表される独・7月消費者物価指数では、年率で前月の1.0%から0.8%へ低下すると予想されています。予想通り低下した場合ECBの追加緩和期待が高まって、ユーロ売りが強まると考えられます。また、全国分発表(21時)の4時間前(16時)に発表されるザクセン州分が前月(0.9%)と比べてどうなるかで、ユーロ相場が動くと予想できます。

一方米・7月ADP民間雇用者数、米・第2四半期GDP、を受けて米中期金利が上下すればドル円もそれに影響されると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト