スコットランド独立反対派勝利”を示唆するチャート形状?

【著者】

買い難い相場は高い!ドル/円の次なる目標ラインは?

日本時間18日未明、米FRBFOMCの声明において「量的緩和の縮小継続」と「次回会合(10月)で証券追加購入停止」、すなわちQEの終了を明らかにしました。
これ自体は予想の範疇ですが、市場の耳目が集まっていた「長期にわたって(considerable time)」という文言の修正がなかったことは、ある意味試合巧者として大いに評価していいような気がします。
イエレンFRB議長の「機械的な解釈は存在しない」との発言は、今後もいかなる市場の圧力や催促に与しないという議長宣言とも取れ、今後の利上げは既定路線である中、時期を前倒しして実施する必然性や正当性について改めて毅然とした態度を示したと言えます。
市場は、(FOMC声明の)言語の詳細部分を取り上げてというよりは、全体的な金融政策の道筋・ロードマップが明らかになったことを好感して、ドル/円相場も6年ぶりの高値を示現する勢いに。
次なる目標ラインは前回のコラムにも記載した通り、2008年8月に付けた110.66円。月足・ボリンジャーバンドの+2σ(≒108.26円。期間:21)を上抜けしているというのは目先やや気がかりですが、トレンド転換を示すパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)が今年3月以来の買い転換シフトとなっている状況。
「新値には黙ってつけ」「買い難い相場は高い」といった先人の教えに、ここは素直に従うべきと考えますが、いかがでしょう?

ポンド/円チャートがスコットランド住民投票の結果を示唆・・・?

そんな中気になるのが、スコットランドの独立を問う住民投票のゆくえ。
その住民投票は、日本時間18日午後3時から開始され、同19日午後には大勢が判明する見通しとのこと。
選挙や投票に関しては水物で、その結果を予想することは困難ですが、第三者的に損得勘定だけを考えれば、スコットランドが英国から独立することは割に合わないことだけは確かです。
独立によってポンドは使わせない、北海油田も独占させない、EU加盟にも反対されるという雁字搦めの環境下であるとともに、その手の“謀反”は他の国や地域からしても許されざる行為。
スコットランド独立賛成派勝利=ポンド売りとの思惑が見え隠れしますが、現在のポンド/円のチャートを見る限りポンド買い、つまり独立反対派勝利とも読み取れますが・・・。
ポンド/円の週足・一目均衡表を見てみると、ビッグトレンドが発生する直前のドル/円のそれと非常に似通っており、またトレンド転換サインを示すパラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)も、日足・週足・月足ともに下方に点灯、つまり買いシグナルを示現しています。19日に結果判明→ビッグトレンドの形成・・・となるような気がするのですが、どうでしょうか?まずは投票結果に注目です。

ポンド円

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NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。