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スコットランド独立問題は他の国々へも波及_9.12

【著者】

各地に波及か?

今朝方、先週末にスコットランド独立賛成が反対を上回るという世論調査結果を発表したのと同じ会社が行った最新の世論調査で、今度は独立反対が賛成を上回る、という結果を発表したことから一時ポンド買いが強まりました。もっともポンド買いは続かず、すぐに反落しましたが、18日の投票までもうしばらくこうした報道に一喜一憂するのでしょう。

さて為替市場で俄かに注目を集めているスコットランド独立問題ですが、欧州ではもっと別の影響が出ています。

欧州ではスコットランドの他にスペインのカタルーニャ自治州、バスク自治州、ベルギーのフランデレン地域、そしてイタリアのベネト州などでも独立に向けた動きが強まっています。この中でもスペインのカタルーニャ自治州では11月9日に独立の是非を問う住民投票の実施を予定しています。ただ、スコットランドの場合と違って、スペイン政府はこの投票を合法と認めていません。

スコットランドとカタルーニャの投票結果がどうなるにせよ、こうした投票の実施自体が独立運動の機運を高めることになる、と考えられていて、今後欧州の政治的な安定を損なう可能性があります。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト