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ドラギECB総裁会見をうけてのユーロ売り継続

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外国為替マーケット情報|2014/05/12

ウクライナ住民投票は独立支持が圧勝?

金曜日の海外時間には、特段の材料はありませんでしたが前日のドラギECB総裁会見をうけたユーロ売りの流れを引き継いで、ユーロが売られました。

欧州時間、特段の材料はありませんでしたが、前日からの流れを引き継いでユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3780付近まで、ユーロ円は140.00円付近まで下落しました。この間ドル円は一旦101.60円台まで下落したあとやや反発しました。

NY時間にはいって、米長期金利が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は101.80円台まで、ユーロ円は140.40円台まで上昇しました。しかし、米長期金利が上げ渋る展開となる中、欧州株や日経平均先物が下落したことから円買いが強まって、ドル円は101.60円台まで、ユーロ円は139.90円付近まで、ユーロドルも1.3750台まで下落しました。

NY時間午後にはいって全体的に小動きとなりましたが、ユーロはじり安となって、ユーロドルは1.3740台まで下げ幅を拡大しました。

週明け東京時間には、日経平均が底堅く推移していることからやや円売りが強まって、ドル円は102.00円台まで、ユーロ円は140.30円台まで反発する場面がありました。

今日の海外時間には、目立った経済指標発表はありませんが、プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁の講演が予定されています。

先週のドラギECB総裁会見をうけて、6月の理事会での追加緩和期待が強まったことによるユーロ売りが継続する一方で、米長期金利もやや反発していることからドルが堅調に推移しています。今週もユーロの戻りでは売りが優勢となると見られる一方、ドル円相場は米長期金利動向に左右される展開が続くと考えられます。
週末にウクライナ東部で行われた住民投票ではウクライナからの独立が圧倒的多数で支持された、と報じられていますが、今後ウクライナ暫定政府やEU、米とロシアがどんな反応を示すかで、為替相場にも影響がでてくる可能性があります。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト