ドル円のセンチメントが徐々に悪化

リスク回避全開!

株式、為替、商品、債券と全ての市場がかなり荒っぽい値動きとなっています。
為替だけ見ていれば、まずまずボラティリティがあるといった雰囲気ですが、株式市場、商品市場は尋常ではありません。

■NYダウ
10/7(火):272ドル安 16719ドル
10/8(水):274ドル高 16991ドル
10/9(木):334ドル安 16659ドル

■日経平均
10/7(火):107円安 15783円
10/8(水):187円安 15595円  
10/9(木):117円安 15478円
10/10(金):178円安 15300円

WTI原油
10/7(火):-1.49ドル 88.85ドル
10/8(水):-1.54ドル 87.31ドル
10/9(木):-1.54ドルの85.77ドル(2012年12月以来の安値

■金
10/7(火):+5.10ドル  1212.40ドル
10/8(水):-6.40ドル  1206.00ドル
10/9(木):+19.30ドル 1225.30ドル

おっ、と思われた方もいるかもしれません。原油価格久しぶりの安値まで下落しています。こうなると、資源国通貨である、ポンド豪ドルカナダドルの上値は重くなりますし、これだけ株価が下落しているとリスク回避の円買いが優勢となります。その為、上記通貨のクロス円の売りという戦略が有効に思えます。

現時点で、上記通貨ペアの値動きは以下の通り。

ポンド円:172.94円  88銭安
ドル円:93.97円   72銭安 
カナダドル円:96.45円 6銭高

カナダドルが強さをみせましたが、やはりこういったマーケットがクラッシュしている状況ではクロス円の売りが有効だということが分かります。

インターバンクの殴り合い相場

昨晩、ドラギ総裁の会見で、『ユーロ圏の利上げは2017年』とコメントしたことで、短期的なポジションの巻き戻しから上昇トレンドに入っていたユーロドルは急落。

ユーロドル
[High functionality chart]

チャートを見るとお分かりの通り、分かり易いポイントで止まっていますので、非常に取引し易いのではないでしょうか。

一方ドル円は、非常に荒っぽい値動きをしています。
今週は年金絡みのオーダーに右往左往し、インターバンクでは巨大なポジションが入り乱れるマーケットとなっていました。

注目ポイントは108.20円と107.60円近辺でしょう。
特に、108.20円は昨晩短期間のうちに3回ほど107円を割り込みながらトライし、抜けなかったポイントです。
そして、久しぶりにNYクローズが107円台で終えることとなりました。
当然、下方向優勢になっているため、木曜日から実需や年金の買いも引いてしまっている状況のようです。

ドル円

今晩も大荒れ相場になりそうですが、目先108.20円を越えていくまでは売り優勢の相場展開となりそうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」