中国株の急落再び!

本日の日本株の取引が終わった後に、上海が急落しました。
ここ最近は中国当局の力技で4000をキープしていたのですが、本日は前日比2%安ほどで推移。
徐々に上値が重くなり、最後の1時間で大きく売り込まれることとなりました。
最終的に3725まで下落し、その下落率は-8.48%。これは2007年以来の下げ幅だそうです。

上海総合15分足(出所:SBI証券

下落のキッカケは、24日金曜日に発表された中国PMI(製造業購買担当者景気指数)の速報値。これが市場予想の49.7から48.2となり、昨年4月以来の低水準まで落ち込みました。そして、5ヶ月連続で景況改善と悪化の分かれ目となる50を下回った。それに呼応するように上海総合が下落に転じています。

この下落にさらに追い打ちをかけたのが、工業部門の企業利益がいずれも予想を下回ったことです。

GDPは3ヶ月分ですが、1ヶ月ごとに発表される指標が悪いとなると6月で中国経済は本当に悪化に転じ、株価は頭打ちという印象が一気にこみあげてきます。これをみて売りを躊躇していた投資家も、損切りを覚悟で投げ売りをした為にこの様な下げ方となったのではないかと思われます。

以前、政府による株価の下支え策を行った際に、先の安値は近いうちに割り込むと書きましたが、どうやら今週中にそれが現実のものとなりそうです。

上海総合日足(出所:SBI証券

恐らく明日も寄り付きは下落に転じるものと思われますが、当然のことながらヘッドライトリスクとして政府の対応に気を付けなければなりません。

ドル円分厚い買いを吸収

ドル円は先週大きな買いが観測されていた123.50円を割り込んできました。1円レンジから短期下落トレンドに突入です。まだまだ買いは多いようですが、目先は本日の安値を割り込んだところにストップロスの売りが集中しているようですので、NY時間はこれを狙いに売りが優勢となり、123.00円割れは比較的短期間で到達しそうです。ドル円の下落と同時に日経平均売りも同時に出るでしょうから、20,000円割れとなった場合はあっという間に急落することも考えられます。

ドル円4時間7.27

なにより内閣の支持率が低下し、不支持が50%となったことは海外投資家が非常に嫌がるところでしょう。こういった投資家センチメントの変化もあり、今夜のNY市場は反発の弱い下落が想定されます。

Buy on Dipはまだ少し先になるでしょう。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」