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衆議院解散総選挙は株買い円売りなのか?

【著者】

本来は株売りの材料

各社報道によると、安倍総理は来週にも衆議院を解散して、12月14日または21日に総選挙を行う見通しとのことです。その理由としては、景気に与える影響を考慮して、来年10月に予定していた消費税の10%への引き上げを1年半先送りして2017年4月からとすることの是非を問う、というものです。

この報道を受けて、日経平均は一時17400円台まで上昇し、ドル円も116円台をつけました。ここまでの市場の反応は、消費税再引き上げ先延ばしは、景気にとってポジティブで、株価上昇、円安という反応になっています。

本来は、予定された消費税増税を延期せざるを得ないような状況になってしまっているということは、当初考えていたように景気が回復していないということですので、アベノミクスが予定通り進展していない事を意味するため、株安、円高となってもおかしくない材料なのですが、市場では景気に対するポジティブな効果を期待しているようです。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト