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原油価格下落などでやや円高_11/13

【著者】

米指標を受け金利動向は?

昨日の海外時間には、原油価格や各国株式、米長期金利などが下落したことから資源国通貨とドルが売られ、円が全般的に買われました。

欧州時間序盤、ドラギECB総裁が欧州議会で「コアインフレで続いてきた好転を示す兆候がやや弱まった。世界経済の成長や貿易取引を原因とする景気の下ぶれリスクが表れてきた」「12月に金融緩和策の度合いを再検討する」などと追加緩和を示唆したいことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.0690付近まで、ユーロ円は131.40円台まで下落しました。しかし売り一巡後は買戻しが優勢となって、ユーロドルは1.0720付近の、ユーロ円は131.90円付近のもみ合いとなりました。この間ドル円は123.00円を中心とした小動きが続きました。

NY時間にはいると、原油価格、各国株価が下落する中米長期金利も低下したことからドル売りが強まって、ドル円は122.60円台まで下落し、ユーロドルは1.0800台まで上昇しました。

NY時間午後にかけて、各国株価と米長期金利が一旦反発したことからドルの買戻しが優勢となる場面もありましたが、その後も原油価格の下落が続いたことなどからドルは軟調に推移し、ドル円は122.50円台まで下落幅を拡大し、ユーロドルは1.0830付近まで上昇しました。

今日の海外時間には、独・第3四半期GDP、ユーロ圏・第3四半期GDP、ユーロ圏・9月貿易収支、米・10月生産者物価指数、米・10月小売売上高、米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があるほか、ノボトニー・オーストリア中銀総裁、ラッカー・米リッチモンド連銀総裁、イエレン・米FRB議長、エバンズ・米シカゴ連銀総裁、コンスタンシオ・ECB副総裁、メスター・米クリーブランド連銀総裁の講演が予定されています。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト