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南アフリカランド、財務相に出頭命令で急落

【著者】

昨晩気になるニュースが3つありましたので、書き留めておきます。

トピックスは南アフリカランド、原油、米国の先行き見通しです。

南アフリカランド

6月24日0時過ぎに『南アフリカ警察の特別組織(Hawks)がゴーダン財務相に出頭命令を出した』と報道がありました。

これにより、南アフリカランド円は久しぶりの急落。

一時、Hawksの報道官が「知らない」と述べたことでランドが買い戻されましたが、その後は南アフリカ財務省の報道官が
「ゴーダン財務相は南アフリカ警察特別組織から書簡を受け取り、現在法的な助言を得ている」と報道したことでランド売りが再開。

現在は8月3日以来の7.20円付近で推移しています。

南アフリカランド円日足

ゴーダン氏は国税庁長官時代に、スパイ部門設立に関与したとの疑いで5月にも逮捕が近いとの報道が出ていましたので、容疑はこちらになるのでしょう。

ブラジルの大統領の汚職疑惑もあり、新興国は政治トップのスキャンダルリスクが多いように思えます。

原油

原油価格は先週より、9月に行われる非公式のOPEC・非OPECの会議で減産に踏み切るとの思惑で原油価格が上昇していました。

昨晩、『イランが原油市場を下支えするための協調行動を支持する前向きな兆しを示している』との報道があり、調整安となっていた原油価格は上昇。

原油価格と相関関係の強いカナダドルは一時大きく買われました。

ドルカナダ時間足

ポンドドルは釣られずじり高という状況で、こちらはBrexit以降のポンド売りがジャクソンホール前に徐々に閉じられているのではないでしょうか。

利上げは近いがGDPは悪化!?

昨晩公表された『FRB公定歩合議事録』で8連銀が金利引き上げ要求をしたそうです。

先日のダドリー氏、フィッシャー氏の発言と方向は同じであり、ドル円の下値を支える材料となりそうに思えます。

しかし、米議会予算局(CBO)が2016年のGDP7見通しを1月時点の2.7%から2%に下方修正。
さらに、2017年も2.5%から2.4%に下方修正しました。
利上げに関しては、FRBの第4四半期までの金利維持を予想しているようです。

まとめると、12月利上げに落ち着くということで、大統領選挙が終わった後はドル買いというシナリオが描けることになります。

昨晩再び円割れとなったドル円は、今朝には100.50円まで上昇。
いい加減ドル円100円割れも飽きてしまいましたが、26日(金)に行われるジャクソンホールでの経済シンポジウムに向けて101円に乗せてくるのかどうか注目したいと思います。

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児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!