S&P500 8/4

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外国為替マーケット情報|2014/08/04

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データ:ジェネシス社 EミニS&P、フィボナッチ

7月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が20万9000人増と市場予想を下回ったほか、失業率も予想外に6.2%に上昇した。この結果から、FRBによる金利引き上げ時期は来年後半とみる向きが多くなってきている。利息負担が当面、おさえられることは米企業と米株にとってもプラスに働く。

しかし、相場のアルゼンチン問題への懸念は根強いようだ。米連邦地方裁判所は、アルゼンチンのデフォルトは同国の債務返済義務を消失も軽減もしていないとして、過去の債務再編に応じなかったホールドアウト債権者との協議を継続するよう指示した。結果、S&Pは週間で12年6月以来の大幅下落となった。

米株市場が大きく調整売りに襲われるか定かではない。しかし、調整色はより強まってきている。目先の節目とされる1,913.25まで一気に下げたこともあり、今週は自立反発を期待する声も多いようだが、急落下中のナイフを素手でつかむような行為は避けたい。また、サポートゾーンとして、注目すべきレンジは1,883.25から1,868.25であり、まだまだ下げが続くように思われる。

みんなの米国株
成田博之 | SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者

幅広いマーケットから相場を読み解く! 成田 博之

ノースカロライナ大学ウィルミントン校卒業 シンガポールの銀行で約10年間、金融商品のディーリングをした後、日経 225先物・為替を中心に自己資本を運用するプライベート・トレーダーとしてオーストラリアに移住 ヘッジファンドの運用にも携わり、帰国後はFX業者でディーリング部長やコンサルティング業務に従事。 ウエストビレッジインベストメントに企画・開発部門担当として参加。SEAHAWK PTE LTD 最高経営責任者